雨脚が強まったり弱まったりを繰り返す開幕戦の決勝日。J-GP2クラス2回目の決勝が始まるころには上空は明るくなってきたものの、相変わらず雨粒も落ちていた。
関口太郎(SOX Team TARO PLUSONE)の好スタートで始まる。オープニングラップで水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.)が首位奪取。関口はペースが上がらず生形秀之(エスパルスドリームレーシング)、榎戸育寛(MOTO BUM HONDA)に次々にかわされる。
水野、生形、榎戸の3台でトップ集団が形成される。
3周目に榎戸が生形を捕えて2番手浮上。水野を追う。
レース中盤。水野がトップ独走体制に移った。
ラストラップ。3番手を走行していた生形に周回ごとに追い上げてきたクボ・ケミン(Thailand ヤマハチームノリック) が迫る。
しかし、第2ヘアピンで転倒があり赤旗が提示された。尻切れトンボ状態で水野がダブルウイン。榎戸が2レース共に2位。生形が3位表彰台獲得となった。