MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3 1日目フリー走行
2017/04/08
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、Moto3クラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで1日目の2回のフリー走行を行ない、ホアン・ミル(ホンダ)が1分50秒248で初日総合トップに立った。
レースウイーク前にテルマス・リオ・オンドの位置するアルゼンチン北部は大雨に見舞われ、サーキットに隣接するダム湖の貯水量が限界に近づき、水位を下げるために放流が行なわれた。これにより下流の川が増水、近隣住民が避難を余儀なくされ、サーキットに通じるMotoGP関係者のための専用ルートが一時通行止めとなるなどの被害が発生した。しかし、レースウイークには天候も回復。初日のMoto3クラスは午前中のフリー走行1回目、午後のフリー走行2回目共にドライコンディションで行なわれた。
開幕戦で優勝したミルはアルゼンチンでも好調で、午前中のフリー走行1回目でもトップタイムを記録。午後の2回目もセッション終盤にトップに立つと、2周連続でファステストを更新、13周目に記録した1分50秒248がベストラップとなった。
ミルに交わされるまでリーダーボードのトップにつけていたロマーノ・フェナティ(ホンダ)が1分50秒812で総合2番手に。総合3番手に1分50秒931でニッコロ・ブレーガ(KTM)が続き、ジョン・マクフィー(ホンダ)が1分50秒940で総合4番手。
総合5番手に1分51秒093でニッコロ・アントネッリ(KTM)、総合6番手に1分51秒098でフアンフラン・ゲバラ(KTM)、総合7番手に1分51秒157でダリン・ビンダー(KTM)、総合8番手に1分51秒191でアロン・カネト(ホンダ)、総合9番手に1分51秒241でリビオ・ロイ(ホンダ)、総合10番手に1分51秒329でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)の順で続き、鈴木 竜生(ホンダ)は1回目21番手、2回目11番手、2回目に記録した1分51秒350で総合11番手で日本人ライダートップとなった。ルーキーの鳥羽 海渡(ホンダ)は初走行となったテルマスで、1回目25番手、2回目13番手、2回目の終盤のアタックで記録した1分51秒444で総合13番手に。同じくルーキーでテルマスは初走行となる佐々木 歩夢(ホンダ)は1回目24番手、2回目19番手。2回目に記録した1分51秒717で総合19番手で初日を終えた。
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