マレーシアのセパンサーキットで行なわれていたMotoGPライダー、ジャック・ミラーのプライベートテストは三日間の日程を終了した。三日目は午前中に軽い転倒を喫したものの、ライダー、マシン共にダメージはなく、午後にはロングランにも取り組み、トータル33周を回って2分02秒9とベストラップを更新。二日目と同様に午後4時すぎに雨が降り出したが、MotoGPマシンの習得というテストテーマをこなし、無事三日間のスケジュールを終えた。
「テストの内容には満足している。今日も走るたびに進歩することができた。チームとホンダのサポートに感謝している。どうやってMotoGPマシンを乗りこなすかを教えてもらった。午前中にちょっと転倒したけど、低速コーナーでバンクさせたままバンプに乗ってしまった。全体的にポジティブなテストだった」とミラー。テスト終了後、ミラーはスペインのバルセロナに向かい、以前に負った右鎖骨骨折の際に埋め込まれたボルトの除去手術を受ける予定。12月よりテスト禁止期間となるため、今回のテストが年内最後の走行となり、年明けの2月4日から始まるセパンからテスト再開となる。