バレンシアで行われたIRTAテストの最終日に、ドヴィツィオーゾが3番手、ロレンソが8番手タイムを記録
バレンシアのリカルド・トリモ・サーキットで、2日間にわたって行われていた公式IRTAテストが終了した。
ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、午前中のセッションから2017バージョンのデスモセディチGPで走行を開始し、すべてのセッションが終了する数分前まで積極的にテストを繰り返した。その後、従来のマシンと比較するために、2016バージョンのマシンで数ラップを走行した。ドヴィツィオーゾは、2日目に61ラップを走行し、33ラップ目には全体の3番手となる1分30秒443のベストタイムを記録した。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは、午前中のセッションで2016バージョンのマシンでテスト走行を3回行ない、その後ニューマシンに乗り換えた。ロレンソは、2日目のテストで66ラップを走行し、8番手となる1分30秒744のベストタイムを記録した。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) – 1分30秒443(3番手)、61ラップ
「この2日間のテストでは大きな収穫があった。ここ数年間では考えられないほど素晴らしいテストをニューマシンで行うことができたので、このまま計画通りに作業を進めていくことができる。セッションの最後で、2016バージョンのマシンに乗って比較を行い、この印象が間違っていないことを確認して、ニューマシンの戦闘力の高さを証明することができた。新しいマシンは、非常に幅広いセットアップが可能なので、今後は、来年に向けてマシンの開発作業に集中したい。チームにとっては、マシンを熟成させるため明確なアイデアを持ってイタリアに戻ることが重要だった。今回のテストでは、バレンシアGPの決勝レースと遜色ないペースで走ることができた。まだまだやらなければならないことは沢山あるが、このニューマシンを気に入ったよ」
(ドカティ プレスリリース)