2017 MotoGPシーズン最初の公式IRTAテストがバレンシアのリカルド・トリモ・サーキットで行われ、ホルヘ・ロレンソが、ドゥカティ・デスモセディチGPでデビューを飾った。MotoGPワールドチャンピオンに3度輝いているスペイン、マヨルカ島出身のホルヘ・ロレンソは、2016バージョンのデスモセディチGPで、リカルド・トリモ・サーキットを60周し、全体の3番手となる1分31秒052のタイムを記録した。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾも好調な走りを見せ、2016および2017バージョンのデスモセディチGPを交互に乗り換えながら、テストを実施した。一部の周回では、来シーズンから禁止されているフロント・ウイングを外した状態でテストを行った。ドヴィツィオーゾは合計で54ラップを周回し、全体の5番手となる1分31秒131のタイムで初日を終了した。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) – 1分31秒131(5番手)、54ラップ
「このテストが終わると、来年1月末のセパンまでIRTAテストがないので、この2日間は非常に重要だ。来シーズン用のマシンの詳細なセットアップを決定できるように、できることは全てやるつもりだ。今日のテストはうまくいった。新しいマシンに乗り換える前に、2016年のマシンで、ウイングを付けた状態と外した状態で周回した。新旧のマシンを同時に乗り比べることができたので、ニューマシンが非常に高い戦闘力を備えていることがすぐに分かった。明日は丸一日作業スケジュールが詰まっているので、良い天気が続くことを願っている」
(ドカティ プレスリリース)