MotoGP第16戦オーストラリアGP MotoGP 2日目予選
2016/10/22
MotoGP第16戦オーストラリアGP、MotoGPクラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分30秒189でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マーベリック・ビニャーレス(スズキ)が総合11番手、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が総合12番手、カル・クロッチロウ(ホンダ)が総合15番手、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が最下位の総合21番手とQ2進出を逃した。Q1前のフリー走行4回目はウエットコンディションとなり、コンディション悪化により赤旗中断。約25分の中断をはさんでセッションは再開されたが、タイムスケジュールに遅れが出る。
Q1が始まるころには青空が徐々に広がり、コース上はラインの一部が乾き始める。Q1でトップタイムを記録したのはカル・クロッチロウ(ホンダ)。クロッチロウはQ1セッション序盤からリーダーボードのトップをキープ。2回目のアタックでもファステストを更新してトップでQ2に進出。ロレンソが2番手で続き、クロッチロウ、ロレンソの二人を加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。
Q2も当初のスケジュールの30分遅れでスタート、スタート直前にはQ2セッション終盤に強い雨が降る警報が出されていた。Q2が始まるころには路面はウエットパッチが残るもののほぼドライ。タイヤチョイスが微妙なコンディションとなるが、各ライダー、インターミディエイトを選択してコースイン。
1周を終えて、マルケス、ジャック・ミラー(ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がピットに戻って来る。この間に1分33秒556を記録してトップに立ったのはクロッチロウ。マルケスは前後スリックタイヤに変更、残り10分でコースインすると、1回目のアタックで1分32秒239を記録してトップに浮上する。
その後、2回目のアタックでは各ライダー、前後にスリックをチョイス。アタックを続行していたマルケスはチェッカー30秒前に1分30秒189とファステストを更新、今シーズン7回目となるポールポジションを獲得した。
クロッチロウは最後のアタックで1分30秒981を記録、Q1からQ2に進出し、大きく順位を上げた。ラストアタックで1分31秒107を記録したポル・エスパロガロ(ヤマハ)が3番手、今シーズン初フロントロウ獲得となった。
アレイシ・エスパロガロ(スズキ)は1分31秒673で4番手。ホームレースのミラーが1分31秒754で5番手とMotoGPベストグリッドを獲得。6番手に1分32秒420でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が続き、ダニ・ペドロサ(ホンダ)の代役として参戦するニッキー・ヘイデン(ホンダ)は1分32秒944で7番手。8番手に1分33秒015でステファン・ブラドル(アプリリア)が続き、9番手に1分33秒090でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、10番手に1分33秒914でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、11番手に1分34秒682でスコット・レディング(ドゥカティ)。Q1からQ2に進出したロレンソは1分36秒840で12番手に終わった。
以下、Q1のタイム順に、ビニャーレス(スズキ)が1分40秒744で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ)が1分41秒129で14番手、ロッシは1分41秒368で15番手と今シーズンワーストグリッドからのスタート。
16番手に1分41秒532でユージン・ラバティ(ドゥカティ)、17番手に1分41秒766でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、18番手に1分41秒850でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、19番手に1分42秒261でマイク・ジョーンズ(ドゥカティ)、20番手に1分43秒128でロリス・バズ(ドゥカティ)、21番手に1分44秒096でティト・ラバット(ホンダ)の順で続いた。
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