水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)がポールtoフィニッシュ!【全日本RR第1戦もてぎ2&4 JSB1000決勝】
2025/04/20
「走り始めからフィーリングがよくなかったので作戦を切り替えました」と語る水野
JSB1000決勝トップ3会見
●優勝/水野涼(DUCATI Team KAGAYAMA)
「(レース前のマシントラブル)ドキドキよりもびっくりが大きかったです。サイティングラップを回らなくてもグリッドにつけることは頭に入っていたので焦ってはいませんでした。終わってから知ったのですがTカーでした。走り始めてからフィーリングがよくなくて、朝フリー走行よりもグリップが悪く感じました。スタートに遅れたし、抜かれたときに焦りはありました。リズムを取り返してからはペースも戻すことができて、ギャップを築くことができました。今日の朝フリーの後に手ごたえがありました。レースがスタートしたら逆にペースが上げられませんでした。それで序盤で後ろを離してレースをコントロールする作戦に切り替えました」
●2位/中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「今年のマシンの仕様でのサーキット走行がない中で、ウイークに入ってからもウイングレットのよさを生かすことができず、試行錯誤のウイークでした。何とか先が見える形で決勝を迎えたのですが、水野選手が速いことは分かっていました。何としてでもついていくぞという強い気持ちはありましたが、持ちタイムが届いていませんでした。今回は水野選手が速かった。次戦までにデータをしっかり消化して、しっかり戦える状態にしたいです。今回はちぎられたけれど、次戦はバトルできるまでに持っていきたいです。ドゥカティ、BMWと高いレベルの参戦が増えたことで、いいレースができるようになっています。自分自身はきつくなっているけれど、これもレース。ファンが増えてくれればいいなと思います」
●3位/浦本修充(AutoRace Ube Racing Team)
「素直にうれしいです。時間のない中で本当によくできたウイークだと思う反面、最後は中須賀選手に離されたし、水野選手はもっと前にいました。悔しい気持ちとうれしい気持ちの両方があります。時間がないままウイークを迎え、乗り味が悪くなかったからマシンはアジャスト。あとはライダーで何とかしようというウイークでした。次戦は時間をかけて試して、もう1ランク、2ランク上げていきたいです」
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