MotoGP第4戦カタールGP Moto3クラス2日目 予選
2025/04/13
MotoGP第4戦カタールGP Moto3クラス2日目、フリー走行2と予選が、カタール、首都ドーハ近郊の砂漠の中にあるルサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午後7時30分(現地時間午後1時30分)から30分間で行なわれたフリー走行2は、気温34度、路面温度56度、湿度31%、晴れ切ったドライコンディション。昨日以上に強い風速14km/hほどの風が吹くときもあった。
この走行では、トップが2分03秒357を記録したホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)。2番手アドリアン・フェルナンデス(ホンダ)2分03秒629、3番手ダビド・ムニョス(KTM)2分03秒670だった。山中琉聖(KTM)は15周目に2分04秒080を記録して8番手。前半、5コーナーで激しいハイサイド転倒を喫した古里太陽(ホンダ)は3周目の2分04秒471で11番手だった。
日本時間午後11時50分(現地時間午後5時50分)から15分間で争われた予選Q1は、気温29度、路面温度36度、湿度52%、ほぼ日は沈んで月が見える晴れたドライコンディション。Q1のトップは、ダビド・アルマンサ(ホンダ)で2分03秒237、2番手フェルナンデス2分03秒617。フェルナンデスには、昨日のプラクティスでの走行がデニス・フォッジャ(KTM)の転倒に起因するとされ、明日の決勝ではロングラップペナルティーが科される事になった。3番手コーマック・ブキャナン(KTM)2分04秒299、4番手ステファノ・ネパ(ホンダ)2分04秒480。以上4名がQ2進出を果たした。
日本時間深夜0時15分(現地時間6時15分)から15分で始まったQ2は、気温29度、路面温度36度、湿度52%、夜の晴れたドライコンディション。前半はQ1出場ライダーが速いタイムを記録していた。終盤、ジョエル・ケルソ(KTM)が5周目、ルエダのスリップストリームを使い2分02秒679を記録しトップに立つ。
その後、山中が6周目に単独走行で2分02秒638を出し、Moto3クラス参戦6年目にして、自身初のポールポジションを獲得した。2番手がケルソ、3番手がルエダで記録は5周目の2分02秒914。古里は6周目の2分03秒906で12番手となった。15分経過後、2コーナーのコース上でスコット・オグデン(KTM)が激しく転倒。赤旗も出された。アルバロ・カルペ(KTM)の走行がこの転倒に関わった可能性があり、現在、調査されている。上位15台中、6台がホンダ勢だった。
明日、日本時間午後11時(現地時間午後5時)から16周で開催される決勝は、山中はポールポジション、古里が4列目12番グリッドスタート。初めてのポールポジションスタートの山中はもちろん、昨年15番グリッドスタートから3位表彰台獲得まで追い上げた古里のスタートにも注目したい。
MotoGP 第4戦カタールGP Moto3クラス2日目 予選
1 山中琉聖 (KTM) 2分02秒638 (Q2)
2 ジョエル・ケルソ (KTM) 2分02秒679 (Q2)
3 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 2分02秒914 (Q2)
4 リカルド・ロッシ (ホンダ) 2分02秒938 (Q2)
5 アンヘル・ピケラス (KTM) 2分03秒000 (Q2)
6 アルバロ・カルペ (KTM) 2分03秒109 (Q2)
7 アドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 2分03秒238 (Q2)
8 ダビド・アルマンサ (ホンダ) 2分03秒414 (Q2)
9 グイド・ピニ (KTM) 2分03秒557 (Q2)
10 二コラ・カラッロ (ホンダ) 2分03秒622 (Q2)
12 古里太陽 (ホンダ) 2分03秒906 (Q2)
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