MotoGP第4戦カタールGP Moto2クラス1日目 プラクティス
2025/04/12
MotoGP第4戦カタールGP Moto2クラス1日目、フリー走行1とプラクティスが金曜日、カタール、首都ドーハ近郊の砂漠の中にあるルサイル・インターナショナル・サーキットで開催された。4月11日は、2010年に故・富沢祥也がカタールGPでMoto2クラス初優勝を果たしたMotoGPファン歴が長い方達にとっては想い出深い日かもしれない。開幕から3戦欠場していたセルジオ・ガルシア(ボスコスクロ)は今大会から復帰。
日本時間午後8時50分(現地時間午後2時50分)から40分で始まったフリー走行1は、気温29度、路面温度49度、湿度64%、晴れたドライコンディション。開始早々、ダビド・アロンソ(カレックス)がアウトラップの1コーナー、マシントラブルでスロー走行、イエローフラッグが出された。
この走行トップは、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)で記録は1分57秒589。2番手アロン・カネト(カレックス)1分57秒967。3番手デニス・オンジュ(カレックス)1分58秒138。佐々木歩夢(カレックス)は14周目1分59秒334を記録し20番手。國井勇輝(カレックス)は11周目の1分59秒636で26番手。
日本時間深夜1時5分(現地時間午後7時5分)から40分で開催されたプラクティスは、気温27度、路面温度34度、湿度73%、晴れた夜のドライコンディション。この走行でも、終了間際の17周目に1分57秒073を記録したゴンザレスがトップとなった。2番手には17周目の1分57秒095でカネト。ゴンザレスとカネトの差は0.022秒だった。3番手は13周目に1分57秒136を出していたMoto2クラス1年目のダニエル・オルガド(カレックス)。
佐々木は7周目の記録1分58秒261で23番手。國井は12周目1分58秒636を出し27番手。セッション終了間近には、佐々木が4コーナーでインに入って来たアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)と接触、佐々木は転倒。この接触については、現在、調査が行なわれている。同じ頃、アルゼンチンGP、アメリカGPを2連勝、ポイントリーダーでカタールGPを迎えたジェイク・ディクソン(ボスコスクロ)が15コーナーでスリップダウン。イエローフラッグが出された。
明日、日本時間午後8時15分(現地時間午後2時15分)からはフリー走行2が30分間行なわれ、日本時間深夜0時45分(現地時間午後6時45分)からは予選Q1が15分間で始まる。プラクティスの結果上位14名までが予選Q2からスタート出来るため、佐々木と國井はQ1からのスタートとなる。
トップのゴンザレスから23番手までの佐々木までのタイム差は1.188、27番手の國井でも1.563と少ないタイム差に27名が入る接戦となっている。日本時間深夜1時10分(現地時間午後7時10分)からの予選Q2進出を願って二人を応援したい。
MotoGP 第4戦カタールGP Moto2クラス1日目 プラクティス
1 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分57秒073 (P)
2 アロン・カネト(カレックス) 1分57秒095 (P)
3 ダニエル・オルガド(カレックス) 1分57秒136 (P)
4 デニス・オンジュ(カレックス) 1分57秒149 (P)
5 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分57秒206 (P)
6 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス) 1分57秒314 (P)
7 バリー・バルタス(カレックス) 1分57秒314 (P)
8 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分57秒352 (P)
9 ダビド・アロンソ(カレックス) 1分57秒504 (P)
10 ジェイク・ディクソン(ボスコスクーロ) 1分57秒515 (P)
23 佐々木歩夢(カレックス) 1分58秒261 (P)
27 國井勇輝(カレックス) 1分58秒636 (P)
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