MotoGP第10戦インディアナポリスGPは、アメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで、1日目の2回のフリー走行を行なった。
MotoGPクラスではマルク・マルケス(ホンダRC213V)が1分32秒882で初日総合トップに立った。MotoGPクラスのフリー走行1日目は、午前中の1回目は一部ウエットパッチが残るもドライ。午後の2回目はドライで行なわれた。
フリー走行1回目5番手だったマルケスは、2回目の開始11分過ぎにリーダーボードのトップに立つと、その後、2度ファステストを更新。セッション中盤過ぎにリーダーボードトップの座を譲ったものの、残り5分を切ったところで1回目の自己ベストを約2秒更新する1分32秒882を記録して初日トップとなった。
セッション終盤に1分33秒104を記録してリーダーボートのトップにつけていたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティGP14)は、最後にマルケスに逆転されたものの1分33秒104で総合2番手に。終盤のアタックで1分33秒424を記録したホルヘ・ロレンソ(ヤマハYZR-M1)が総合3番手につけた。
総合4番手に1分33秒432でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティGP14)。総合5番手に1分33秒493でダニ・ペドロサ(ホンダRC213V)。総合6番手に1分33秒513でステファン・ブラドル(ホンダRC213V)。総合7番手に1分33秒531でヨニー・ヘルナンデス(ドゥカティGP14)が続いた。アレックス・エスパロガロ(フォワード-ヤマハ)が1分33秒587でオープンクラストップとなる総合8番手に。1回目のセッションでトップタイムを記録したバレンティーノ・ロッシ(ヤマハYZR-M1)は、1分33秒598で総合9番手となった。
総合10番手に1分33秒621でブラッドリー・スミス(ヤマハYZR-M1)。総合11番手に1分33秒690でポル・エスパロガロ(ヤマハYZR-M1)が続き、スコット・レディング(ホンダRCV1000R)が1分33秒971で総合12番手。カル・クロッチロウ(ドゥカティGP14)が1分33秒996で総合13番手。アルバロ・バウティスタ(ホンダRC213V)が1分34秒054で総合14番手。カレル・アブラハム(ホンダRCV1000R)が1分34秒912で総合15番手。
今回が最後のホームレースとなるコーリン・エドワーズ(フォワード-ヤマハ)は、1分34秒994で総合16番手。青山 博一(ホンダRCV1000R)は1回目13番手、2回目17番手で、2回目に記録した1分35秒106の総合17番手で初日を終えた。
以下、総合18番手に1分35秒231でエクトル・バルベラ(FTR)。総合19番手に1分35秒472でマイケル・ラバティ(PBM)。総合20番手に1分35秒721でダニロ・ペトルッチ(ART)。総合21番手に1分35秒749でマイク・デ・ミオ(FTR)。総合22番手に1分35秒941でブロック・パークス(PBM)。欠場したニッキー・ヘイデン(ホンダRCV1000R)の代役として参戦するレオン・キャミア(ホンダRCV1000R)は、1分36秒394の総合23番手で初日を終えた。
Moto2クラスではドミニク・アガター(スーター)が1分37秒518で初日総合トップ。Moto2クラスのフリー走行1日目は1回目、2回目共にドライコンディションで行なわれた。1回目で2番手につけていたアガターは、フリー走行2回目では開始25分過ぎにリーダーボードのトップに立つと、3周連続でファステストを更新。その後、残り14分となったところで、ランディ・クルメナヒャー(スーター)が単独転倒し、グリーンの芝生と土がコース上に出たため赤旗中断となった。
走行再開後、サンドロ・コルテセ(カレックス)が1分37秒528を記録してトップに立つが、アガターはセッション終盤に1分37秒518を記録して逆転、初日総合トップに立った。コルテセが2番手に続く。1回目のセッションでトップタイムを記録していたポイントリーダーのエステブ・ラバット(カレックス)は、2回目に1分37秒697と1回目の自己ベストを更新したもののセッション3番手となり、総合でも3番手で初日を終了。
総合4番手に1分37秒777でトーマス・ルティ(スーター)。総合5番手に1分37秒883でアンソニー・ウエスト(スピードアップ)。総合6番手に1分38秒007でシモーネ・コルシ(フォワード・KLX)。総合7番手に1分38秒191でマーベリック・ビニャーレス(カレックス)。総合8番手に1分38秒210でルイス・サロム(ポンス・カレックス)。総合9番手に1分38秒247でアレックス・デ・アンジェリス(スーター)。総合10番手に1分38秒293でジョルディ・トーレス(スーター)。ランキング2位につけるミカ・カーリョ(カレックス)は1回目12番手、2回目も1分38秒353で11番手となり、総合11番手で初日を終えた。
中上 貴晶(カレックス)は1回目13番手、2回目12番手で、2回目に記録した1分38秒492で総合12番手。長島 哲太(TSR)は1回目32番手、2回目30番手で、2回目に記録した1分39秒486で総合30番手で初日を終えた。
Moto3クラスはイサック・ビニャーレス(KTM)が1分42秒507で初日総合トップ。Moto3クラスのフリー走行1日目は、午前中の1回目はウエット。午後の2回目は小雨がぱらつき、レッドクロス旗が掲示されながらもドライコンディションで行なわれた。1回目2番手につけていたビニャーレスは、2回目のセッション終盤、残り10分で6人がファステストを更新するアタック合戦となった中、最後のアタックでファステストを記録して初日総合トップとなった。
総合2番手に1分42秒604でアレックス・マルケス(ホンダ)。1回目のセッションでトップタイムを記録していたジャック・ミラー(KTM)は1分42秒717で総合3番手に。
総合4番手に1分42秒962でエフレン・バスケス(ホンダ)。総合5番手に1分43秒102でジョン・マクフィー(ホンダ)。総合6番手に1分43秒466でアレナ・バスティアニーニ(KTM)。総合7番手に1分43秒477でブラッド・ビンダー(マヒンドラ)。総合8番手に1分43秒505でニッコロ・アントネッリ(KTM)。総合9番手に1分43秒543でダニー・ケント(ハスクバーナ)。総合10番手に1分43秒586でアレックス・マスブー(ホンダ)の順で続いた。