MotoGP第19戦マレーシアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/11/03
MotoGP第19戦マレーシアGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、マレーシアにあるペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで開催された。日本時間午後2時15分(現地時間午後1時15分)から17周で開催された決勝は、気温35度、路面温度58度、湿度45%、風も強くなく、雲はあるものの晴れたドライコンディション。
スタートは、3番グリッドでスタートしたセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)がホールショットを奪いトップ。7番グリッドスタートの小椋藍(ボスコスクーロ)はアウト側から2番手に上がった。続いてマルコス・ラミレス(カレックス)、ホルヘ・ナバロ(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)、デニス・オンジュ(カレックス)、イザン・グエバラ(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、フィリップ・サラッチ(カレックス)のトップ10で続いた。
後方9コーナーでは、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)、セナ・エイジアス(カレックス)、アルベルト・スーラ(ボスコスクーロ)が絡む事故があり、エイジアスとスーラはリタイア。グールベルクも再スタート後、10周を走り、リタイア。ハリソン・ヴォイト(カレックス)も転倒、リタイア。
先頭を走るビエッティは2分05秒898のレースベストラップを2周目に記録し、2番手以降を引き離した。2番手は、ラミレスが小椋を抜いて、小椋が3番手。4番手にはグエバラが上がり、5番手ナバロ。7周目には、4番手まで順位を上げていたナバロが10コーナーで小椋もパス。8周目、18番手を走行していたダリン・ビンダー(カレックス)が15コーナーで転倒、リタイア。
9周目に入ると、ナバロはラミレスも抜いて2番手。10周目には小椋もラミレスを捉え再び3番手。この頃には1秒以上差のあったトップのビエッティとナバロの差が0.3秒台まで縮まった。3番手を走行していた小椋は11周目、マシントラブルでグラベルにストップ。後ろを走っていたジェイク・ディクソン(カレックス)は、接触寸前で小椋を避け3番手に浮上した。16周目、ディクソンはラップ回数を勘違いし、ゴールラインでスピードを落とし、後続のグエバラに先を許した。
トップのビエッティは残り5周もナバロの追撃をかわしトップのままチェッカー。ケガからの復帰戦をエミリア-ロマーニャGP以来の優勝で飾り今季3勝目。2位は代役参戦のナバロがMoto2初表彰台。3位グエバラもチームメイトのミスによる所はあるもののMoto2初表彰台を獲得した。
先週、小椋がチャンピオンを獲得したMoto2クラス。コンストラクターズチャンピオンは12回目のタイトルを今大会でカレックスが獲得した。次戦、最終戦は2週間後の11月15日から始まる。MotoGP昇格前の最終レース、小椋の活躍を期待したい。加えて、来期もRWレーシングからのMoto2参戦が決定している佐々木のケガの早い回復と復帰を祈りたい。
MotoGP 第19戦マレーシアGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
2 ホルヘ・ナバロ(カレックス)
3 イザン・グエバラ(カレックス)
4 ジェイク・ディクソン(カレックス)
5 トニー・アルボリーノ(カレックス)
6 マルコス・ラミレス(カレックス)
7 デニス・オンジュ(カレックス)
8 アロン・カネト(カレックス)
9 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
10 ディオゴ・モレイラ(カレックス)
RT 小椋藍(ボスコスクーロ)
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