MotoGP第16戦日本GP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/10/05
MotoGP第16戦日本GP Moto2クラス2日目、予選が土曜日、栃木県、モビリティー・リゾート・もてぎで開催された。午前9時25分から30分間行なわれたP2は、気温19度、路面温度21度、湿度89%、曇りのウェットコンディション。路面はウェットから徐々にドライへ変わる複雑な状況だった。
この走行トップはアロン・カネト(カレックス)で1分50秒672。2番手にアルベルト・アレナス(カレックス)が入り1分50秒942、3番手セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)1分51秒180。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分51秒753で5番手、佐々木歩夢(カレックス)は16番手で1分52秒929。P2でP1を上回ったライダーはおらず、P1の結果のまま上位14番手までがQ2スタートとなった。
午後1時45分から15分間で争われた予選Q1は、気温20度、路面温度23度、湿度84%、降ったりやんだりが続く曇りのドライコンディション。佐々木がRWレーシングgpからのMoto2参戦を2年契約したニュースも流れた。レインフラッグが振られ、風は強くないものの、P2に続き難しいコンディションで行なわれた。
Q1のトップはゴンザレスで1分49秒711、2番手ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)1分49秒742。3番手バリー・バルタス(カレックス)1分49秒783、4番手にポイントランキング2番手のセルジオ・ガルシア(カレックス)が入り、記録は1分50秒075。佐々木は4周目の1分50秒397で10番手という結果だったが、走行後のインタビューでは、タイヤ交換後のタイヤのグリップが悪かったため記録が伸ばせなかったと語っていた。
午後2時10分から15分で行なわれたQ2は、気温20度、路面温度23度、湿度84%、小康状態が続く天候のドライコンディション。最初からレインフラッグが振られていた。MotoGP予選と同じく、レース決勝のような始まりだったQ2は、2周目にジェイク・ディクソン(カレックス)が1分52秒693を記録してトップに立った。
その後も雨のためにレインタイヤに交換して走るなど、タイム更新出来るような状況では走れず、ほぼ序盤の記録のままで終わった。Q2の1番手はディクソン、2番手はグールベルクで記録は2周目の1分52秒699、ディクソンとの差は0.006秒だった。3番手は2周目に1分53秒000を記録したカネト。小椋は2周目に1分53秒894を記録して9番手だった。
明日の午後12時15分から19周で開催される決勝、ポールポジションはジェイク・ディクソン。小椋は3列目9番、佐々木は8列目24番グリッドスタート。ポイントリーダーの小椋、来期の去就も決まり、精神的にも落ち着いて挑めるに違いない佐々木、明日は二人の地元、日本で多くのファンが見守り、健闘を祈っている。
MotoGP 第16戦日本GP Moto2クラス 予選結果
1 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分52秒693 (Q2)
2 ゾンダ・ヴァン・デン・グールベルク(カレックス) 1分52秒699 (Q2)
3 アロン・カネト(カレックス) 1分53秒000 (Q2)
4 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分53秒002 (Q2)
5 イザン・グエバラ(カレックス) 1分53秒116 (Q2)
6 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分53秒126 (Q2)
7 バリー・バルタス(カレックス) 1分53秒174 (Q2)
8 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分53秒385 (Q2)
9 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分53秒894 (Q2)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分54秒056 (Q2)
24 佐々木歩夢(カレックス) 1分50秒397 (Q1)
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