MotoGP第16戦日本GP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/10/04
MotoGP第16戦日本GP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、栃木県、モビリティー・リゾート・もてぎで開催された。今大会、前戦の決勝で足を負傷した、昨年の優勝者ソムキャット・チャントラ(カレックス)は欠場。虫垂炎と親知らずの炎症で前戦欠場だったディオゴ・モレイラ(カレックス)とデニス・フォッジャ(カレックス)は、今大会から再び参戦している。
午前9時50分から40分間で行なわれたフリー走行は、気温23度、路面温度26度、湿度92%、雨上がりの曇ったドライコンディション。この走行トップは、フィリップ・サラッチ(カレックス)で1分50秒287、2番手が小椋藍(ボスコスクーロ)1分50秒301。3番手はマルコス・ラミレス(カレックス)で1分50秒306。佐々木歩夢(カレックス)は1分51秒826で21番手。
途中、デニス・フォッジャ(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)が転倒し、イエローフラッグが出された。ポイントランキング2番手のセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は序盤、スローダウンの後に10コーナーグラベルで転倒、終盤は8コーナーでメカニカルトラブルのためストップしていた。
午後2時5分から40分間で行なわれたP1は、気温27度、路面温度33度、湿度81%、曇ったドライコンディション。風も強くなく、青空も見えた。開始まもなく、ダリン・ビンダー(カレックス)が3コーナーで転倒。その後10分を待たず、レインフラッグが振られ、ぽつぽつと雨が降っていた。中盤に入り、11コーナーでアルベルト・アレナス(カレックス)がグラベルへ。
中盤、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が7周目に1分50秒458を記録しトップとなり、ビエッティは8周目に1分50秒246と更にタイムを縮めた。残り10分を切って以降、午前のフリー走行トップだったサラッチが12周目に1分49秒885を記録。歴代コース記録を更新。サラッチは13周目に1分49秒716まで記録を伸ばし、P1トップとなった。終盤、ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)が10コーナーで転倒。佐々木も1コーナーで転倒した。
P1の結果は、1番手サラッチ、2番手はアロン・カネト(カレックス)1分49秒762、サラッチとの差は0.046だった。3番手ラミレスで1分49秒811。小椋は13周目の1分50秒015で4番手。佐々木は11周目の記録1分50秒934で23番手。4番手以降24番手のジェレミー・アルコバ(カレックス)まで20人が全員1分50秒台という接戦になった。
明日は午前9時25分から30分間のP2が始まり、P2の上位14名は予選Q2からスタート出来る。Moto2の予選Q1は午後1時45分、Q2は午後2時10分から始まる。現在チャンピオンポイントリーダーの小椋と今日10月4日に24歳の誕生日を迎えた佐々木のQ2スタートを期待したい。
MotoGP 第16戦日本GP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 フィリップ・サラッチ(カレックス) 1分49秒716 (P1)
2 アロン・カネト(カレックス) 1分49秒762 (P1)
3 マルコス・ラミレス(カレックス) 1分49秒811 (P1)
4 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分50秒015 (P1)
5 イザン・グエバラ(カレックス) 1分50秒072 (P1)
6 デニス・オンジュ(カレックス) 1分50秒099 (P1)
7 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分50秒114 (P1)
8 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分50秒144 (P1)
9 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分50秒157 (P1)
10 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分50秒211 (P1)
23 佐々木歩夢(カレックス) 1分50秒934 (P1)
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