MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/09/20
MotoGP第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス1日目、フリー走行が金曜日、イタリア、ミサノ・ワールドサーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。
日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、雨上がりのウェットコンディション。気温20度、路面温度19度、湿度81%、部分的に乾き始めてはいるものの、走行場所によっては水しぶきが起こる状態だった。風は強くなく、青空が見えていた。
この状況のため、ジョエル・ケルソ(KTM)、ダビド・ムニョス(KTM)、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)、鈴木竜生(ハスクバーナ)、古里太陽(ホンダ)の5名は35分間一度も走行しなかった。フリー走行トップタイムは、アンヘル・ピケラス(ホンダ)で1分52秒819。2番手はダビド・アロンソ(CFMOTO)1分53秒077、3番手ステファノ・ネパ(KTM)1分53秒161だった。山中琉聖(KTM)は20番手1分58秒172。
日本時間午後8時15分(現地時間午後13時15分)から35分間行なわれたP1では、気温23度、路面温度32度、湿度62%、部分的に曇ったドライコンディション。朝とは変わって路面は乾いたものの、強いと風速9km/hの風が吹くコンディションとなった。
序盤、ヴィセンテ・ペレス(ホンダ)が4コーナーで転倒。フィリッポ・ファリオリ(ホンダ)も転倒。風の影響を避けるためか、チームメイト同士でランデブー走行をするライダーが多かった。中盤に入り、来期、ガスガス・アスパーチームからMoto2参戦が決定したダニエル・オルガド(ガスガス)が1分41秒957を記録、トップタイムが1分41秒台に入った。その後は、2025年オルガドとチームメイトとなるアロンソが1分41秒704、1分41秒455と5、6周目で自信のトップタイムを更新した。鈴木はアロンソのスリップに入り、7周目に記録した1分41秒873で終盤まで2番手だった。
残り12分26秒では、オルガドのチームメイト、ジェイコブ・ルールストン(ガスガス)が午前のフリー走行に続き2度目の転倒。16コーナーでマシンとライダーが投げ出されるハイサイド転倒だったため、赤旗中断。日本時間午後8時42分(現地時間午後1時42分)から残りが再スタートされ、最後にトップタイムを記録したのは、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)。14周目に1分41秒071までタイムを縮めた。2番手はオルガド、1分41秒181、3番手ピケラス1分41秒203。
鈴木は5番手1分41秒257、山中は12番手1分41秒602、古里は18番手1分42秒157。明日、日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から行なわれるP2と合わせた結果14番手までは、予選Q2からスタート出来る。鈴木、山中、古里のQ2スタートと共に、トップタイムを記録しているホンダ勢の好グリッド獲得を願いたい。Moto3クラスの予選は、日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)からQ1が始まる。
MotoGP 第14戦エミリア-ロマーニャGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分41秒071 (P1)
2 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分41秒181 (P1)
3 アンヘル・ピケラス (ホンダ) 1分41秒203 (P1)
4 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分41秒253 (P1)
5 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分41秒257 (P1)
6 ステファノ・ネパ (KTM) 1分41秒294 (P1)
7 イバン・オルトラ (KTM) 1分41秒307 (P1)
8 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分41秒315 (P1)
9 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分41秒433 (P1)
10 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ) 1分41秒532 (P1)
12 山中琉聖 (KTM) 1分41秒602 (P1)
18 古里太陽 (ホンダ) 1分42秒157 (P1)
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