MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/09/08
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、イタリア、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で開催された決勝は、気温31度、路面温度31度、湿度49%、曇ったドライコンディション。
Moto2クラス初めてのポールポジションスタートのトニー・アルボリーノ(カレックス)が好スタートでホールショット。3番グリッドフロントロースタートだった小椋藍(ボスコスクーロ)も好スタートで2番手に着けた。続いて、アルベルト・アレナス(カレックス)、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、ジョー・ロバーツ(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)の順でトップ10。
ロペスは1周目16コーナーで転倒、再びスタートしたものの順位を大きく落とした。トップのアルボリーノは2周目、周回最速で後続を離そうとした。3周目には3番手カネトが周回最速で、4周目には小椋を捉え2番手に浮上。その後もアルボリーノに大きく離されることはなく、カネトと小椋の2番手争いが続いた。8周目にカネトは1分36秒025の周回最速を記録し、10周目にはトップに立つ。10周目には小椋もアルボリーノの前に出て2番手浮上。
14周目にマッティア・パッシーニ(ボスコスクーロ)はピットイン。トップ3は、カネト、小椋、アルボリーノで変わらず、4番手以降はビエッティ、ゴンザレス、アルデゲール、モレイラ、ジェイク・ディクソン(カレックス)、アレナス、フィリッポ・サラッチ(カレックス)、ロバーツ、ダリン・ビンダー(カレックス)、セナ・エイジアス(カレックス)、佐々木歩夢(カレックス)と続いた。
19周目に入り9コーナーで、小椋はカネトを捉えてトップへ。21周目、4番手を走行していたビエッティが転倒。最終ラップまで小椋はトップを守り切り1位でチェッカー。2位カネト、3位アルボリーノ。ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)は12位でチェッカーを受け、ピットへ戻り泣いていた。佐々木は16位完走。
年間ポイントランキングは、小椋が優勝で25ポイントを獲得、総合175ポイントとなり、ガルシアを抜いてポイントリーダーとなった。2番手ガルシアは166ポイント、3番手ロバーツが133ポイント、ロペスも133ポイントで4番手。ディクソン5番手130、アルデゲール6番手122、ゴンザレス7番手115、カネト8番手111、ビエッティ9番手102、アルボリーノ10番手97ポイントで続いている。来期のMotoGP参戦シートも獲得した小椋がこのままチャンピオンも獲得出来るのか。
残り7戦、次戦のエミリア-ロマーニャGP後にはアジアラウンドも控え、ポイントリーダーとなった小椋には注目が集まる。Moto2参戦1年目にして、今大会Q2スタートも果たした佐々木と共に、二人の日本人選手を応援したい。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 小椋藍(ボスコスクーロ)
2 アロン・カネト(カレックス)
3 トニー・アルボリーノ(カレックス)
4 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
5 ジェイク・ディクソン(カレックス)
6 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)
7 フィリップ・サラッチ(カレックス)
8 ディオゴ・モレイラ(カレックス)
9 アルベルト・アレナス(カレックス)
10 ダリン・ビンダー(カレックス)
16 佐々木歩夢(カレックス)
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