MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2024/09/08
MotoGP第13戦サンマリノGP Moto3クラス3日目、決勝が日曜日、イタリア、ミサノ・ワールドサーキット-マルコ・シモンチェッリで開催された。日本時間午後6時(現地時間午前11時)から20周で争われた決勝は、気温31度、路面温度33度、湿度49%、曇ったドライコンディション。
スタートは4番グリッドスタートのアンヘル・ピケラス(ホンダ)が飛び出してホールショットを奪う。2番グリッドスタートのルカ・ルネッタ(ホンダ)と8番グリッドスタートのエイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)はジャンプスタートでダブルロングラップペナルティーを受ける。先頭を走るピケラスにも、P2の接触によるダブルロングラップペナルティーが科されている状態。
中盤グループでは1周目、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、ダビド・ムニョス(KTM)、リカルド・ロッシ(KTM)が絡む事故で3人はリタイア。山中琉聖(KTM)もそこに巻き込まれ順位を落としたようだった。
2周目トップはピケラス、その後ろにイバン・オルトラ(KTM)、ダニエル・オルガド(ガスガス)、ダビド・アロンソ(CFMOTO)、古里太陽(ホンダ)、ルカ・ルネッタ(ホンダ)、ステファノ・ネパ(KTM)、ジョエル・ケルソ(KTM)、エイドリアン・フェルナンデス(ホンダ)、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)のトップ10で続いた。3周目以降で、ピケラス、ルネッタ、フェルナンデスはロングラップペナルティーに入り一度は順位を落とす。
トップはオルトラ、オルガドが激しく争い、古里、アロンソ、ケルソによる3番手争いも激しく繰り広げられた。その間、ロングラップに入ったピケラス、ルネッタ、フェルナンデスも後方から再び追い上げていた。ピケラスは、7周目には1分40秒856の最速ラップで走っていた。
折り返して11周目に入る頃には、トップのオルトラ、オルガドに3番手争いをしていた古里、アロンソ、ケルソも追い付いて、5台のトップ集団による激しいトップ争いとなった。15周目には、古里がトップを走る。トップ集団はオーバーテイクの応酬が続き、その間に後方からダブルロングラップを終えたピケラスが再び追い上げ、残り3周では、この集団に追い付いた。
ラスト3周もサイドバイサイド、軽い接触も含むオーバーテイクは続き、最終チェッカーをトップで受けたのは、ダブルロングラップを終えたピケラスだった。2位はオルガド、二人の差は0.035秒だった。3位オルトラ、4位はトップから0.259秒差で古里、5位ベイヤー。6位でチェッカーを受けたのはアロンソだったが、最終ラップでトラックリミットを超過したため1ポジション下がり7位。7位でチェッカーを受けたケルソが6位。8位が鈴木、9位ルネッタ、10位ファリオリだった。山中は17位で完走。
ポイントランキングは、アロンソが246ポイントでトップは変わらず、2番手がオルガドで176、3番手オルトラ173、4番手ベイヤー173、5番手ムニョス117、6番手ルエダ99、7番手ピケラス98、8番手フェルナンデス93、9番手ケルソ93、10番手に山中85、古里は78ポイント11番手、鈴木は58ポイント12番手。アロンソに続く、オルガド、オルトラ、ベイヤーは混戦となっている。
2週間後、MotoGP第14戦はカザフスタンGP延期の影響で、再びミサノで行なわれる。3人の日本人ライダーと日本メーカー、ホンダが活躍するMoto3クラスは今後も目が離せない。
MotoGP 第13戦サンマリノGP Moto3クラス 3日目 決勝結果
1 アンヘル・ピケラス (ホンダ)
2 ダニエル・オルガド (ガスガス)
3 イバン・オルトラ (KTM)
4 古里太陽 (ホンダ)
5 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
6 ジョエル・ケルソ (KTM)
7 ダビド・アロンソ (CFMOTO)
8 鈴木竜生 (ハスkばーな)
9 ルカ・ルネッタ (ホンダ)
10 フィリッポ・ファリオリ (ホンダ)
17 山中琉聖 (KTM)
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