MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス3日目 決勝結果
2024/09/01
MotoGP第12戦アラゴンGP Moto2クラス3日目、決勝が日曜日、スペイン、モーターランド・アラゴンで開催された。日本時間午後7時15分から19周で争われた決勝は、気温25度、路面温度39度、一部雲があるドライコンディション。Moto3の時間に比べると路面は乾ききった様子だったものの、滑り易いコンディションは続いていた。
チャビエル・アルティガス(フォーワード)はスタート前にマシントラブルでピットレーンスタートとなった。ポールポジションスタートのジェイク・ディクソン(カレックス)が好スタートでホールショット。デニス・オンジュ(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)、トニー・アルボリーノ(カレックス)、アロン・カネト(カレックス)、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)、ジョー・ロバーツ(カレックス)、マニュエル・ゴンザレス(カレックス)、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)、小椋藍(ボスコスクーロ)らが混戦で続いた。
後方では、イザン・グエバラ(カレックス)が3コーナーで転倒。トップ集団に居たカネト(カレックス)は、ジャウメ・マシア(カレックス)と接触の後にハイサイド転倒。2周目の1コーナーではボ・ベンスナイダー(カレックス)も転倒。アルティガスはマシントラブルでストップ。トップはディクソンとアルボリーノが激しく争い、4周目には、アルボリーノがディクソンの前に出た。二人は激しいバトルを続け6周目には再びディクソンがトップを奪う。その後ろでは、オンジュ、アルデゲール、モレイラ、ロペスが激しい3番手争いを繰り広げたが、アルデゲールは7周目にオンジュと接触しハイサイド転倒。
折り返しを迎え11周目、24番手を走っていたポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(カレックス)にトラックリミット超過でロングラップが出された。ガルシアはその後ピットイン、リタイア。14周目には、デニス・フォッジャ(カレックス)がピットイン、リタイア。15周目には、6番手を走行していたロバーツにロングラップが出され、ロバーツは9番手まで順位を下げる。
ロバーツはその後7番手まで再び順位を上げるが、最終ラップで転倒。トップはアルボリーノとのバトルの末にディクソンがイギリスGPに続き今季2度目の1位でチェッカー。1.779秒差でアルボリーノが2位。3位にMoto2ルーキーのオンジュが入った。小椋は8位でチェッカーを受けて8ポイント獲得。佐々木は12位に入り4ポイント獲得。Moto2クラス初のポイント獲得を果たした。
チャンピオンシップ争いは、ポイントリーダーのガルシアが162、小椋は150で2番手。今日の決勝で4位13ポイント獲得したロペスが133ポイントで3番手。ロバーツは130ポイント4番手。今日の優勝で25ポイントを獲得したディクソンが119ポイントで5番手。アルデゲール6番手112、ビエッティ7番手102、ゴンザレス8番手102、カネト9番手91。昨年オーストラリアGP以来の表彰台で2位、16ポイントを獲得したアルボリーノが81ポイントで10番手。Moto2クラスのチャンピオン争いは、予測不能な戦いになっている。
次戦サンマリノGPは来週の金曜日から始まる。チャンピオン争いをする小椋と初ポイントを獲得し、Moto2にも馴染んできた佐々木を応援したい。
MotoGP 第12戦アラゴンGP Moto2クラス3日目 決勝結果
1 ジェイク・ディクソン(カレックス)
2 トニー・アルボリーノ(カレックス)
3 デニス・オンジュ(カレックス)
4 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
5 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
6 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
7 マルコス・ラミレス(カレックス)
8 小椋藍(ボスコスクーロ)
9 ダリン・ビンダー(カレックス)
10 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
12 佐々木歩夢(カレックス)
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