SBK第12戦マニクールの初日はジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)が制した。
今季は今大会を併せて残り2戦。すでに前戦でレイがタイトルを決めたため、注目はランキング2位争いに移った。11戦を終えた時点でランキング2位のチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)が353点、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が331点、その差22ポイントだ。
初日のフリー走行1回目は気温14度、路面温度20度と低め。トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分38秒755でトップに立ち、レイは1分38秒772と僅差の2番手。レオン・ハスラム(アプリリアレーシングチーム-レッドデビルズ)、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティSBKチーム)と続き、ここまでの4人が1分38秒台。
午後のフリー走行2回目は気温19度、路面温度27度まで上昇。各車、順調にタイムを詰め、ハスラム、レイ、サイクス、デイビスの4人が1分38秒台前半のタイムで攻防。最後にレイが1分37秒台に突入。ほかに1分38秒の壁を破る者はなく、そのままレイが初日を制した。
2番手にはデイビス、3番手にはサイクスがつけ、初日からランキング2位争いが白熱した形となった。