MotoGP第8戦 オランダGP Moto2クラス2日目 予選結果
2024/06/29
MotoGP第8戦オランダGP Moto2クラス2日目、予選がオランダ、TTサーキット・アッセンで開催された。日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)から30分間行なわれたP2は、気温19度、路面温度28度、湿度60%、少し曇ったドライコンディション。
風もなく、昨日に比べ走りやすいコンディションだった。昨日、激しいハイサイド転倒したフィリップ・サラッチ(カレックス)は手と首の怪我で欠場。ジョー・ロバーツ(カレックス)も右鎖骨骨折で欠場した。しかし、予選中のインタビューに答えたロバーツは、本人の気持ちとしては明日、出場したいと話していた。
この走行は中盤に入り、セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が1分35秒730で昨日の記録を更新。その後1コーナーでダリン・ビンダー(カレックス)、7コーナーでジャビ・カルデルス(カレックス)が転倒、イエローフラッグが出された。イエローフラッグやラインが重なるなど、思うようにクリアラップを走れず苛立ちを顕わにするライダーも居た。
この走行では、ソムキャット・チャントラ(カレックス)が1分35秒341の歴代コースラップ記録を出しトップになった。2番手マニュエル・ゴンザレス(カレックス)1分35秒455、3番手アロン・カネト(カレックス)1分35秒483。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分35秒570で6番手、佐々木歩夢(カレックス)は1分36秒515で22番手だった。
日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から15分で始まったQ1は、気温23度、路面温度49度、湿度44%、少し曇ったドライコンディション。昨日のP1と今朝のP2、総合15番手以下のライダーで争われた。午前の走行で転倒したカルデルスは右足骨折で欠場。
地元オランダ仕様のスペシャルなカラーリングで参戦のゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)と同じく地元オランダ人のボ・ベンスナイダーが共に、Q2進出圏内に入り観客を喜ばせた時間帯もあった。
Q1のトップはアルベルト・アレナス(カレックス)1分36秒139、2番手グールベルグで1分36秒178、3番手セナ・エイジアス(カレックス)1分36秒178。4番手は昨日、誕生日を迎え20歳になったイザン・グエバラ(カレックス)1分36秒237。以上4名はQ2進出。佐々木は1分36秒799で10番手。
引き続き日本時間午後9時10分(現地時間午後2時10分)から15分間争われたQ2は、気温24度、路面温度50度、湿度42%、ほぼ晴れたドライコンディション。序盤、アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)が1分35秒910を記録しトップに立つ。その後8コーナーでグエバラ、10コーナーでチャントラ、5コーナーでグールベルクが転倒。イエローフラッグが何度か出された。
その合間に1分35秒269の歴代コースラップ記録を出したフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)がポールポジションを獲得した。小椋は7周目に1分35秒499を記録、2番手。3番手はガルシアで1分35秒623。ボスコスクーロが1、2、3番手を独占した。
小椋は昨年の日本GP以来のフロントロー。佐々木は8列目24番スタート。明日、日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から22周で開催される決勝も、しっかり見届けたい。
MotoGP 第8戦オランダGP Moto2クラス2日目 予選結果
1 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分35秒269 (Q2)
2 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分35秒499 (Q2)
3 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 1分35秒623 (Q2)
4 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分35秒640 (Q2)
5 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分35秒754 (Q2)
6 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分35秒824 (Q2)
7 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分35秒873 (Q2)
8 ディオゴ・モレイラ(カレックス) 1分35秒901 (Q2)
9 ジェイク・ディクソン(カレックス) 1分35秒983 (Q2)
10 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス) 1分36秒046 (Q2)
20 佐々木歩夢(カレックス) 1分36秒799 (Q1)
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