MotoGP第8戦 オランダGP MotoEクラス2日目 レース結果
2024/06/29
MotoGP第8戦オランダGP では、MotoEシリーズ第5戦が併催された。
日本時間午後7時15分(現地時間午後12時15分)から7周で開催されたレース1は、気温22度、路面温度44度、湿度47%、ほぼ晴れたドライコンディション。スナックやビールを片手に見守る観客も沢山居た。
スタートは3番手スタートのケビン・ザンノーニがホールショットを奪い、エクトル・ガルゾ、アレッサンドロ・ザッコーネ、二コラ・スピネッリ、ミケール・ポンス、エリック・グラナド、ジョルディ・トーレス、マッシモ・ロッコリ、アレッシオ・フィネッロ、チャズ・デイビスと続いた。
9番手スタートのポイントリーダー、マッティア・カサデイは、アンドレア・マントヴァーニと接触し1コーナーで転倒リタイア。上位も1周目から激しく入れ替わり、ザッコーネ、ザンノーニ、ガルゾ、グラナド、スピネッリ、ポンス、トーレス、ロッコリ、フィネッロ、オスカー・グティエレスの順で2周目に入った。
その後の混戦が続き、ザッコーネ、ガルゾ、グラナド、グティエレス、ザンノーニ、トーレス、ポンス、スピネッリで迎えた残り2周、3コーナーでスピネッリが転倒リタイア。最終ラップ、ザンノーニとグラナドが接触、リタイアする中、トップでは、ザッコーネとガルゾの激しい戦いが続き、最後は13コーナーでガルゾがザッコーネを抜いてトップでチェッカー。ガルゾは2024年シーズン初優勝を果たした。2位ザッコーネ、3位は11番手スタートのグティエレスでチェッカーを受けた。しかし、レース後のタイヤ圧検査で、ザッコーネが失格となり、2位グティエレス、3位トーレスと繰り上がった。
MotoGP 第8戦オランダGP MotoEクラス2日目レース1結果
1 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ)
2 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ)
3 オスカー・グティエレス (ドゥカティ)
4 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ)
5 ミケール・ポンス (ドゥカティ)
6 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ)
7 マッシモ・ロッコリ (ドゥカティ)
8 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ)
9 アレッシオ・フェネッロ (ドゥカティ)
10 チャズ・デイビス (ドゥカティ)
日本時間午後11時10分(現地時間午後4時10分)から7周で行なわれたレース2は、気温24度、路面温度49度、湿度41%、雲はあるものの晴れたドライコンディション。スプリントが終わっても、多くの観客が見守る中スタートされた。
ホールショットは再び3番手スタートのザンノーニ。2番手ザッコーネ、ガルゾ、トーレス、グラナド、スピネッリ、ルーカス・トゥロビッチ、カサデイ、ポンス、グティエレスと続いた。ザッコーネは1周目の序盤にザンノーニを抜き、その後方では、スピネッリが7コーナーでこの日2度目の転倒。
ザッコーネはその後も2周目に1分39秒710、2周目に1分39秒632でレースラップ記録を更新し、後続を引き離す。2周目にはガルゾがザンノーニの前に出て、そのまま残り3周を迎えた。激しい2番手争いのまま、残り3周でトーレスがガルゾの前に出て2番手。後方ではデイビスが5コーナーで転倒リタイア。
混戦の2番手争いは、グティエレスが2番手、トゥロビッチ3番手で残り2周。最終ラップはガルゾが再びトゥロビッチの前に出て、ザッコーネ、グティエレス、ガルゾの順で迎えた。ザッコーネはトップをひた走り、優勝。2位グティエレス、3位ガルゾ、4位トゥロビッチ、5位トーレス、6位ザンノーニ、7位ポンス、8位にポイントリーダーのカサデイが入った。
これにより、ポイントランキングは1位カサデイ140、2位ザンノーニ137、3位グティエレス133、4位ガルゾ129、5位ザッコーネ119と2024年シーズンMotoEクラス、残り3戦、混戦の様相を呈してきた。
MotoGP第8戦オランダGP MotoEクラス2日目レース2結果
1 アレッサンドロ・ザッコーネ (ドゥカティ)
2 オスカー・グティエレス (ドゥカティ)
3 エクトル・ガルゾ (ドゥカティ)
4 ルーカス・トゥロビッチ (ドゥカティ)
5 ジョルディ・トーレス (ドゥカティ)
6 ミケール・ポンス (ドゥカティ)
7 ケビン・ザンノーニ (ドゥカティ)
8 マッティア・カサデイ (ドゥカティ)
9 マッテオ・フェラーリ (ドゥカティ)
10 マッシモ・ロッコリ (ドゥカティ)
こんな記事も読まれています