MotoGP第8戦 オランダGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/06/28
MotoGP第8戦オランダGP Moto2クラス1日目、フリー走行がオランダ、TTサーキット・アッセンで開催された。日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間行なわれたフリー走行は、気温19度、路面温度33度、湿度58%、部分的に曇ったドライコンディション。
ジョー・ロバーツ(カレックス)、ディオゴ・モレイラ(カレックス)、ジャウメ・マシア(カレックス)、アルベルト・アレナス(カレックス)と多くの転倒があった。この走行トップタイムを記録したのは、小椋藍(ボスコスクーロ)で1分36秒458。2番手セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)1分36秒536。Moto3クラスに続き、MTヘルメットMSIチームのワンツーだった。
3番手はアロン・カネト(カレックス)1分36秒547、30番手に佐々木歩夢(カレックス)1分39秒402。デニス・オンジュ(カレックス)はトレーニング中の怪我の手術のため、オランダGPとドイツGPは欠場する。地元オランダ人ライダーのボ・ベンスナイダー(カレックス)は今大会から復帰。ダニエル・ムニョス(カレックス)は今大会もワイルドカードで参戦している。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分間の予定で始まったP2では、気温20度、路面温度36度、湿度53%。かなり曇り、風速6kmと強い風が吹く瞬間もあった。その影響もあったのか、フィリップ・サラッチ(カレックス)が開始直後に計測前の周回7コーナーでかなり激しいハイサイド転倒。赤旗中断となった。
コース整備後、日本時間午後9時15分(現地時間午後2時15分)から、残りの37分52秒が再開された。序盤は午前の走行に引き続き、小椋とガルシアがトップタイムを記録。中盤にジョー・ロバーツ(カレックス)が1分36秒183でトップに立った直後、7コーナーでロバーツが転倒。
その後もジャビ・カルデラス(カレックス)やアレナスのこの日2度目の転倒などがあり、イエローフラッグが出された。そんな中、フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)は1分35秒912で歴代ラップ記録を更新しトップへ。2番手は小椋で1分35秒984まで記録を更新した。3番手はロバーツ。佐々木は1分37秒789で24番手。
明日の日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)からはP2、その後の日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から予選が始まるMoto2クラス。小椋、佐々木、両日本人ライダーの健闘と共に、今日はハイサイド転倒でメディカルチェックを受けることになったサラッチとロバーツも無事に明日、出場できることを願う。
MotoGP 第8戦オランダGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分35秒698 (P1)
2 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分35秒984 (P1)
3 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分36秒183 (P1)
4 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 1分36秒195 (P1)
5 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分36秒282 (P1)
6 アロン・カネト(カレックス) 1分36秒286 (P1)
7 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分36秒383 (P1)
8 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分36秒547 (P1)
9 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分36秒550 (P1)
10 アルベルト・アレナス(カレックス) 1分36秒605 (P1)
12 佐々木歩夢(カレックス) 1分37秒789 (P1)
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