MotoGP第7戦イタリアGP Moto3クラス2日目 予選結果
2024/06/01
MotoGP第7戦イタリアGP Moto3クラス2日目、予選が6月1日、イタリア、ムジェロ・サーキットで開催された。日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)から30分間行なわれたP2は、気温15度、路面温度18度、湿度73%、晴れたドライコンディション。昨日あったレインスポットは全くなくなり、風も強くなく、好条件で始まった。
10分過ぎにはP1の記録を更新するライダーが現れ、最終的には、このセッションもダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分53秒926で歴代コース記録を更新。2番手に山中琉聖(KTM)が入り、記録は1分54秒646。3番手コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)1分54秒715。鈴木竜生(ハスクバーナ)は9番手1分55秒235、古里太陽(ホンダ)は10番手1分55秒363。
MotoEクラスで赤旗中断があり、MotoEレース1が中断されたまま、コース整備が行なわれ、日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)からMoto3予選Q1は予定通り15分間で始まった。気温22度、路面温度42度、湿度49%、部分的には白い雲が出てきたドライコンディション。
残り2分前後、来季はMTAチームへの移籍が発表された、BOEモータースポーツのジョエル・ケルソ(KTM)が、チームメイトのダビド・ムニョス(KTM)とランデブーで走りスリップを使いワンツーを獲得。最終ラップでは、スコット・オグデン(ホンダ)が1分55秒667で1番手に入った。2番手ムニョス1分56秒045、3番手ケルソ1分56秒165、4番手にフィリッポ・ファリオリ(ホンダ)1分56秒613。以上4名はQ2進出。
引き続き、日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から15分間行なわれたQ2は気温22度、路面温度40度、湿度48%、山の方面に白い雲が増えたものの青空の続くドライコンディション。この走行では、終始、イバン・オルトラ(KTM)がアロンソのスリップストリームを狙い、ピットアウトで慌てる姿も見られた。
この作戦が功を奏し、最終ラップ1分54秒194を記録しポールポジションを獲得したアロンソに続き、オルトラが2番手1分54秒441。3番手はホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が入り、1分54秒797。それまで3番手に着けて、単独走行でタイムアタックを挑んでいたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)は終盤10コーナーで転倒。1分54秒906の記録で4番手。
古里は1分55秒251で8番手、山中は1分55秒760で13番手、鈴木は1分55秒900で15番手に入った。トップのアロンソから15番手の鈴木までが1.706秒の間にひしめく予選だった。明日の日本時間午後6時(現地時間午前11時)に始まる決勝は、古里は3列目、山中と鈴木が5列目でスタートする。決勝の17周、瞬きをする間もない混戦が期待される。
MotoGP 第7戦イタリアGP Moto3クラス2日目 予選結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分54秒194 (Q2)
2 イバン・オルトラ (KTM) 1分54秒441 (Q2)
3 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分54秒797 (Q2)
4 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分54秒906 (Q2)
5 ダニエル・オルガド (ガスガス) 1分55秒112 (Q2)
6 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分55秒136 (Q2)
7 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 1分55秒209 (Q2)
8 古里太陽 (ホンダ) 1分55秒251 (Q2)
9 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分55秒464 (Q2)
10 リカルド・ロッシ (ホンダ) 1分55秒492 (Q2)
13 山中琉聖 (KTM) 1分55秒760 (Q2)
15 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分55秒900 (Q2)
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