MotoGP第7戦 イタリアGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
2024/05/31
MotoGP第7戦イタリアGP Moto2クラス1日目、フリー走行が金曜日、イタリア、ムジェロ・サーキットで開催された。日本時間午後4時50分(現地時間午前9時50分)から40分間で行なわれたフリー走行では、山の方角では暗い雲、グランドスタンド周辺は晴れたドライコンディション。少しレインスポットも残っているように見えた。気温19度、路面温度21度、湿度68%、金曜日の午前でも、スタンドや芝生席には観客が多く見られた。
開始間もなく、1コーナーで佐々木歩夢(カレックス)がスローダウンし、そのままグラベルで転倒。後半はコースに戻ることが出来た。徐々に路面も乾き切っていた終盤、途中まで最速ラップを記録していたアロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)が14コーナーで転倒。
このセッション1番手はフェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ)で1分51秒311、2番手はソムキャット・チャントラ(カレックス)1分51秒380、3番手トニー・アルボリーノ(カレックス)1分51秒676だった。小椋藍(ボスコスクーロ)は1分52秒116で9番手、佐々木は1分54秒004で29番手。
日本時間午後9時5分(現地時間午後2時5分)から40分行なわれたP1は、気温20度、路面温度33度、湿度54%、部分的に雨雲のような雲があるドライコンディション。風が強くなった代わりに、コースはほぼ乾き切っていた。
開始10分近くに、ポイントリーダーのセルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ)が4周目で1分51秒119を記録、トップに立つ。中盤、ジャウメ・マシア(カレックス)のパーツがコースに落下するハプニングがあった。
残り15分を切り、ジョー・ロバーツ(カレックス)が10周目に1分51秒039でトップ、セルジオの記録を更新。ロバーツは11、12周目も更にタイムを縮め、1分50秒852を記録する。最終10分を切ると、チャントラが10周目で1分50秒841と更にタイムを縮め、トップへ。このまま、1番手チャントラ、2番手ロバーツ、3番手には11周目に1分50秒916を記録したアルデゲールが入った。チャントラから4番手に入ったロペスまでの差が僅かに0.087秒という僅差だった。
小椋は11周目に記録した1分51秒440で12番手、佐々木は11周目の記録1分52秒315で24番手。後半では、マリオ・アジ(カレックス)がフィリップ・サラッチ(カレックス)と14コーナーで接触、転倒によりイエローフラッグが出される場面もあった。
明日の午前に行なわれるP2と今日のP1を合わせた結果の14番手までは、予選Q2からスタート出来る。P1ではトップのチャントラから24番手の佐々木までのタイム差は1.474秒。小椋、佐々木、両選手のQ2スタートを願いたい。Moto2クラスP2は、明日、日本時間午後4時25分(現地時間午前9時25分)、予選は日本時間午後8時45分(現地時間午後1時45分)から始まる。
MotoGP 第7戦イタリアGP Moto2クラス1日目 フリー走行結果
1 ソムキャット・チャントラ(カレックス) 1分50秒841 (P1)
2 ジョー・ロバーツ(カレックス) 1分50秒852 (P1)
3 フェルミン・アルデゲール(ボスコスクーロ) 1分50秒916 (P1)
4 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ) 1分50秒928 (P1)
5 アロン・カネト(カレックス) 1分50秒977 (P1)
6 バリー・バルタス(カレックス) 1分51秒056 (P1)
7 フィリップ・サラッチ(カレックス) 1分51秒064 (P1)
8 セルジオ・ガルシア(ボスコスクーロ) 1分51秒119 (P1)
9 トニー・アルボリーノ(カレックス) 1分51秒248 (P1)
10 マニュエル・ゴンザレス(カレックス) 1分51秒375 (P1)
12 小椋藍(ボスコスクーロ) 1分51秒440 (P1)
24 佐々木歩夢(カレックス) 1分52秒315 (P1)
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