MotoGP第7戦イタリアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/05/31
MotoGP第7戦イタリアGP Moto3クラス1日目、フリー走行が5月31日、イタリア、ムジェロ・サーキットで開催された。日本時間午後4時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、気温18度、路面温度20度、湿度70%、晴れたドライコンディション。部分的にはレインスポットが残っていた。
レインスポットは徐々に乾いて最終ラップ、ダビド・アロンソ(CFMOTO)が1分55秒818で2021年に鈴木竜生が記録していた歴代コース記録を更新して1番手。2番手は山中琉聖(KTM)で1分56秒886、3番手ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)が1分57秒050だった。古里太陽(ホンダ)は1分57秒846で13番手、鈴木竜生(ハスクバーナ)は1分58秒119で19番手。
日本時間午後8時15分(現地時間午後1時15分)から始まったP1では、昼休みに雨が軽く降ったものの、レインスポットはほぼなくなり、風が強くなっていた。気温20度、路面温度31度、湿度59%、部分的には曇ったドライコンディション。35分間行なわれたこのセッションで、序盤、山中が3周目に1分56秒486を記録しトップに立った。その後、アロンソが4周目に1分56秒137までタイムを縮めてトップに立つ。タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)は10コーナーで転倒。
中盤に入り、ルカ・ルネッタ(ホンダ)が7周目で、アロンソのスリップに入り1分56秒387を記録、トップを更新。1コーナーでは、ジョシュ・ワットリー(ホンダ)がグラベルに入りイエローフラッグが出された。
残り10分近くになると、再びアロンソが12周目で1分56秒459を記録してトップになり、残り8分頃には、ルエダが10周目に1分56秒088で1番手。残り5分を切って、コリン・ベイヤー(ハスクバーナ)が12、13周目にトップ記録を更新し1分55秒676を記録。
終了間際、アロンソが15周目に1分55秒144で自信が今朝、記録した歴代コース記録を更新。16周目には1分54秒671と更に0.5秒近く自身の記録を更新して、歴代コース記録を更に塗り替えてトップに立った。2番手はベイヤーが15周目1分55秒207まで記録を縮めた。3番手に山中、記録は16周目の1分55秒368。
鈴木は11周目に記録した1分55秒392で11番手。古里は1分56秒901を11周目に記録し18番手。今日のP1と明日の朝のP2との総合記録で14番手までに入れば、予選Q2からスタートが出来る。
天気予報では明日朝は雨かもしれない状況ではあるものの、予測しきれないムジェロの天気。山中を始め、日本人ライダー3人と合わせて、日本メーカーのホンダ勢が多くQ2進出することを期待したい。明日、Moto3クラスP2は日本時間午後3時40分(現地時間午前8時40分)、予選は日本時間午後7時50分(現地時間午後12時50分)から始まる。
MotoGP 第7戦イタリアGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 1分54秒671 (P1)
2 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ) 1分55秒207 (P1)
3 山中琉聖 (KTM) 1分55秒368 (P1)
4 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 1分56秒088 (P1)
5 ルカ・ルネッタ (ホンダ) 1分56秒143 (P1)
6 イバン・オルトラ (KTM) 1分56秒160 (P1)
7 ステファノ・ネパ (KTM) 1分56秒224 (P1)
8 ジョエル・ケルソ (KTM) 1分56秒237 (P1)
9 エイドリアン・フェルナンデス (ホンダ) 1分56秒291 (P1)
10 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 1分56秒297 (P1)
11 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分56秒392 (P1)
18 古里太陽 (ホンダ) 1分56秒901 (P1)
18 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 1分48秒209 (P1)
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