MotoGP第14戦アラゴンGP、Moto3クラスは、スペインのモーターランド・アラゴンで1日目の2回のフリー走行を行ない、エネア・バスティアニーニ（ホンダ）が1分58秒875で初日総合トップに立った。

Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中のフリー走行1回目、午後の2回目共にドライコンディションで争われた。1回目でもトップタイムを記録していたバスティアニーニは、2回目もセッション中盤にトップに立ち、その後、トップの座を譲ったものの、残り5分で1分58秒875を記録、初日の2回のセッションを制覇した。しかし、最後のアタックラップ中に尾野 弘樹（ホンダ）のインをついた直後に両者が接触、二人共転倒してしまったが、大きなダメージはなかった模様。

総合2番手に1分58秒893でミゲール・オリベイラ（KTM）、オリベイラは1回目、2回目共にセッション2番手につけた。前戦サンマリノGPで転倒し、頭を打ったためレースを欠場したホルヘ・ナバーロ（ホンダ）は1分58秒894を記録して総合3番手で復帰。

総合4番手に1分59秒062でホルヘ・マルティン（マヒンドラ）、総合5番手に1分59秒122でフィリップ・エッテル（KTM）が続き、ポイントリーダーのダニー・ケント（ホンダ）は1分59秒237で総合6番手となった。総合7番手に1分59秒307でエフレン・バスケス（ホンダ）、総合8番手に1分59秒474でニッコロ・アントネッリ（ホンダ）、総合9番手に1分59秒495でロマーノ・フェナティ（KTM）、総合10番手に1分59秒502でカレル・ハニカ（KTM）が続き、サンマリノGPで負傷したファビオ・クアルタラーロ（ホンダ）の代役として今レースに参戦することになった山田 誓己（ホンダ）は1回目23番手、2回目20番手、2回目に記録した2分00秒059で総合21番手。鈴木 竜生（マヒンドラ）は1回目28番手、2回目22番手、2回目に記録した2分00秒099で総合23番手。尾野は1回目15番手、2回目29番手、2回目に記録した2分00秒662で総合29番手で初日を終えた。