MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
2024/04/13
MotoGP第3戦アメリカGP Moto3クラス1日目、フリー走行がアメリカ、テキサス州オースティン近郊のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(略称COTA)で開催された。
日本時間4月12日午後11時(現地時間午前9時)から35分間行なわれたフリー走行は、気温15度、路面温度20度、湿度71%、きれいな青空のドライコンディション。残り15分前後にフィリッポ・ファリオリ(ホンダ)が2コーナーでハイサイド転倒イエローフラッグが出された。残り12分を残し、それまで7周の間に上位タイムを出していたイバン・オルトラ(KTM)に黒旗が出された。この黒旗の原因はまだ発表されていない。
この走行トップは、ダビド・アロンソ(CFMOTO)でタイムは2分16秒537。2番手ダニエル・オルガド(ガスガス)2分16秒719、3番手ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)2分16秒760だった。日本人勢は、10番手に鈴木竜生(ハスクバーナ)2分17秒434、12番手が古里太陽(ホンダ)2分17秒614、14番手は山中琉聖(KTM)2分17秒662。
日本時間深夜3時15分(現地時間午後1時15分)から35分間行なわれたプラクティス1は、気温25度、路面温度42度、湿度34%、晴れたドライコンディション。朝の走行に比べると、アメリカ、テキサスの乾いた土地らしく、湿度がかなり下がった。開始10分足らず、11コーナーで、山中がフロントからダウンした際、外側に居たチームメイトのオルトラを巻き込んで二人とも転倒。幸い、オルトラはメディカルチェックが必要だったと思われるものの、二人とも再スタート出来た。この走行では、タットチャコーン・ブーシュリ(ホンダ)と鈴木も転倒した。
残り20分ごろ2分16秒496のトップタイムをマークしたコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)は、残り2分前後でマシンを止めていた。原因は分かっていない。
最終10分で各ライダーが次々とタイムアタックをする中、残り5分を切り、ルエダが10周目に2分15秒381を出しトップに立つ。しかし、その後13周目でトップタイムの2分15秒173を出したのはアロンソだった。2番手はルエダで2分15秒330、3番手にはルーキーのエンジェル・ピケラス(ホンダ)が入り、タイムは2分15秒490。日本人ライダーは、古里が9番手2分16秒092、山中は12番手2分16秒218、鈴木は16番手2分16秒448。
トップから20番手までのタイム差が1.5秒未満と接戦のため、明日のプラクティス2の結果次第で、予選Q2スタートが出来る可能性がどのライダーにも十分残る展開となった。明日の午後10時40分から始まるプラクティス2、その後に続く予選もしっかり見守りたい。
MotoGP第3戦アメリカズGP Moto3クラス1日目 フリー走行結果
1 ダビド・アロンソ (CFMOTO) 2分15秒173 (P1)
2 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM) 2分15秒330 (P1)
3 アンヘル・ピゲラス (ホンダ) 2分15秒490 (P1)
4 ダニエル・オルガド (ガスガス) 2分15秒567 (P1)
5 イバン・オルトラ (KTM) 2分15秒606 (P1)
6 ジョエル・ケルソー (KTM) 2分15秒767 (P1)
7 ジェイコブ・ルールストン (ガスガス) 2分15秒987 (P1)
8 ダビド・ムニョス (KTM) 2分15秒987 (P1)
9 古里太陽 (KTM) 2分16秒092 (P1)
10 ステファノ・ネパ (ホンダ) 2分16秒135 (P1)
12 山中琉聖 (KTM) 2分16秒218 (P1)
16 鈴木竜生 (ハスクバーナ) 2分16秒448 (P1)
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