MotoGP第18戦マレーシアGP Moto3クラス3日目 決勝結果
2023/11/12
MotoGP第18戦マレーシアGP Moto3クラス3日目、決勝はマレーシア、ペトロナス・セパン・インターナショナルサーキットで現地時間午後12時(日本時間午後1時)から15周で争われた。気温32度、路面温度47度、湿度73%、所々曇ったドライコンディション。
スタートは2番手スタートのコリン・ベイヤー(ハスクバーナ)がホールショットを奪うが、4番手スタートのイバン・オルトラ(KTM)、ポールポジションのジャウメ・マシア(ホンダ)、5番手スタートの佐々木歩夢(ハスクバーナ)らが1周目からサイドバイサイドの混戦となる。
2周目に入り、マシア、ベイヤー、デニス・オンジュ(KTM)、佐々木、オルトラ、ダビド・ムニョス(KTM)、ディオゴ・モレイラ(KTM)、ホセ・アントニオ・ルエダ(KTM)、マッテオ・ベルテッレ(ホンダ)、ジョエル・ケルソ(CFMOTO)のトップ10。トップから10位まで1.312秒差の混戦が続いた。
2周目に2分12秒268を記録した佐々木が、3周目に入るとレースをリードする。依然、マシア、ベイヤー、オンジュ、ムニョス、ルエダ、オルトラ、ダビド・アロンソ(ガスガス)、モレイラも順位を入れ替えつつ混戦のまま。4周目、後方では、ロマーノ・フェナティ(ホンダ)が転倒。
5周目、アロンソのハイサイドに巻き込まれる形でダニエル・オルガド(KTM)、リカルド・ロッシ(ホンダ)、モレイラが転倒。すぐ後ろでは、古里太陽(ホンダ)も転倒。上位は変わらず、佐々木、ベイヤー、マシア、ムニョス、オンジュ、ベルテッレ、ルエダが順位を入れ替えながらの混戦を続ける。
9周目に入っても、上位の混戦は続き、佐々木、ベイヤー、マシア、オンジュ、ベルテッレ、ルエダの6台がサイドバイサイドの激しいトップ争いを続けていた。残り4周、鳥羽海渡(ホンダ)、シャリフディン・アズマン(ホンダ)が転倒。
残り3周でルエダの転倒にオンジュ、ベルテッレが絡み、トップ争いは佐々木、ベイヤー、マシアの3人に絞られる。佐々木、ベイヤー、マシアはトップを入れ替わりながら最終ラップを迎え、7、8コーナーで佐々木はトップに立つ。しかし9コーナー、佐々木のチームメイトのベイヤーが佐々木の前に出て、1位ベイヤー、2位が佐々木、3位マシアの順でチェッカーとなった。山中琉聖(ガスガス)は10位入賞、鳥羽は11周、古里は4周で転倒リタイア。
この結果により、年間チャンピオンシップ争いは、2位になった佐々木が20ポイント獲得し現在233、マシアは16ポイント獲得して248でランキングトップをキープした。佐々木とマシアの差は15ポイントに縮まった。今日の転倒により、3番手アロンソ、4番手オルガドはノーポイントに終わり、同点の205ポイント。5番手オンジュは転倒後、リスタートで12位に入り4ポイント獲得し195ポイント。残り2戦、ポイントランキングの行方も気になるところ。佐々木、山中、鳥羽、古里の日本人ライダーも、あと2戦、しっかり応援して行きたい。
MotoGP第18戦タイGP Moto3クラス3日目 決勝結果
1 コリン・ベイヤー (ホンダ)
2 佐々木歩夢 (ハスクバーナ)
3 ジャウメ・マシア (ホンダ)
4 イバン・オルトラ (KTM)
5 ダビド・ムニョス (ハスクバーナ)
6 エイドリアン・フェルナンデス (KTM)
7 チャビエル・アルティガス (CFMOTO)
8 ジョエル・ケルソ (KTM)
9 フィリッポ・ファリオッリ (KTM)
10 山中琉聖 (KTM)
11 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ)
12 デニス・オンジュ (ガスガス)
13 ヴィセンテ・ペレス (CFMOTO)
14 スコット・オグデン (ホンダ)
15 ジョシュア・ワットリー (KTM)
16 ステファノ・ネパ (KTM)
17 ロレンツォ・フェロン (KTM)
18 ダビド・サルバドール (ホンダ)
19 マリオ・アジ (ホンダ)
20 シャリフディン・アズマン (ホンダ)
NC ホセ・アントニオ・ルエダ (ガスガス)
NC 鳥羽海渡 (ホンダ)
NC ダビド・アロンソ (KTM)
NC 古里太陽 (KTM)
NC ダニエル・オルガド (ホンダ)
NC リカルド・ロッシ (KTM)
NC ディオゴ・モレイラ (ホンダ)
NC ロマーノ・フェナティ (KTM)
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