Moto2クラスのフリー走行3回目は、現地時間午前9時25分から30分間で行なわれた。天候は晴れ、ドライコンディションで、気温23度、路面温度30度。フリー走行3ではセッション中盤かトップタイムが更新されていく展開で、各ライダー積極的に走り込みを行なった。そんな中、1分36秒000を記録した小椋藍（カレックス）がフリー走行3の首位に立った。2位に1分36秒250のペドロ・アコスタ（カレックス）、3位には1分36秒323のフィリップ・サラッチ（カレックス）がつけている。 羽田大河（カレックス）は1分38秒782で28番手。

　予選Q1は天候が晴れ、気温27度、路面温度46度のドライコンディションで、現地時間13時45分から15分間で行われ、1分24秒413を記録したバリー・バルタス（カレックス）がトップでQ2進出を決めた。2位に1分36秒982のジェレミー・アルコバ（カレックス）、3位に1分36秒994のセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）4位に1分37秒090のセルジオ・ガルシア（カレックス）が入り、上位4名がQ2進出を決めている。

　予選Q2は天候が晴れ、気温27度、路面温度43度、現地時間14時10分から15分で行われた。フリー走行3でトップタイムを記録した小椋はQ2でも速さを見せ、セッション前半で早くも1分36秒301でトップに浮上する。セッション残り4分、初日トップのジェイク・ディクソン（カレックス）が1分36秒256で小椋を上回りトップに立つが、残り40秒でアロンソ・ロペス（ボスコスクロ）が1分36秒247でディクソンを逆転。アロン・カネト（カレックス）が1コーナーで転倒し、イエローフラッグが掲示されたことにより、各ライダー最後のアタックが行なえず、ロペスのポールポジションが確定した。2位に1分36秒256のディクソン、小椋は1分36秒301を記録し3位。決勝はフロントローからのスタートとなった。

MotoGP第8戦オランダGP Moto2クラス 2日目予選結果
1 アロンソ・ロペス（ボスコスクロ）1分36秒247（Q2）
2 ジェイク・ディクソン（カレックス）1分36秒256（Q2）
3 小椋藍（カレックス）1分36秒301（Q2）
4 フェルミン・アルデゲール（ボスコスクロ）1分36秒481（Q2）
5 サム・ロウズ（カレックス）1分36秒528（Q2）
6 ペドロ・アコスタ（カレックス）1分36秒560（Q2）
7 ソムキャット・チャントラ（カレックス）1分36秒564（Q2）
8 アルベルト・アレナス（カレックス）1分36秒603（Q2）
9 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス）1分36秒663（Q2）
10 トニー・アルボリーノ（カレックス）1分36秒738（Q2）
11 アロン・カネト（カレックス）1分36秒763（Q2）
12 マニュエル・ゴンサレス（カレックス）1分36秒827（Q2）
13 フィリップ・サラッチ（カレックス）1分36秒850（Q2）
14 ジョー・ロバーツ（カレックス）1分37秒045（Q2）
15 ダリン・ビンダー（カレックス）1分37秒133（Q2）
16 バリー・バルタス（カレックス）1分37秒136（Q2）
17 セルジオ・ガルシア（カレックス）1分37秒512（Q2）
18 ジェレミー・アルコバ（カレックス）1分37秒691（Q2）
19 ルーカス・トゥロビッチ（カレックス）1分37秒223（Q1）
20 カルロス・タタイ（カレックス）1分37秒384（Q1）
21イサン・グエバラ（カレックス）1分37秒407（Q1）
22 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス）1分37秒517（Q1）
23 ゾンタ・ファン・デン・グールベルク（カレックス）1分37秒518（Q1）
24 ボルハ・ゴメス（カレックス）1分37秒551（Q1）
25 デニス・フォッジャ（カレックス）1分37秒738（Q1）
26 イェライ・ルイス（フォワード）1分37秒742（Q1）
27 アレイシ・エスクリチ（フォワード）1分38秒113（Q1）
28 羽田大河（カレックス）1分38秒134（Q1）