MotoGP第8戦オランダGP MotoGP 2日目予選結果
2023/06/24
MotoGPクラスのフリー走行3回目は、現地時間午前10時10分から30分間で行なわれた。天候は雲が多くなるも晴れ、ドライコンディションで、気温24度、路面温度31度。フリー走行3では、セッション終盤のステファン・ブラドル(ホンダ)の転倒以外大きなアクシデントもなく、各ライダー順調に周回を重ねた。初日総合トップとなったマルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)が1分32秒405を記録し、フリー走行3でもトップタイムとなった。2位に1分32秒617のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)、3位に1分32秒678のフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)がつけている。日本人ライダーの中上貴晶(ホンダ)は1分33秒073で11位。
続けて行われた予選Q1は、天候は晴れ、気温25度、路面温度34度というコンディションで、現地時間午前10時50分から15分間で行われた。まずはヨハン・ザルコ(ドゥカティ)がトップタイムを出すが、中上が奮起する。1分32秒497を叩き出しセッション序盤でトップに浮上。その中上のタイムをミゲール・オリベイラ(アプリリア)、そして2回目のアタックに入ったザルコが1分31秒993まで詰め前半トップでセッションは折り返す。Q2進出が決まるセッション最終盤では、マルク・マルケス(ホンダ)がエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)の背後につき、タイム更新を狙う。しかしマルケスは、アタックに失敗し減速したバスティアニーニに追突してしまうアクシデントが発生。この接触により両者Q1敗退となってしまった。一方、単独でタイムを出し続けたザルコとオリベイラがQ2進出を決めている。中上は1分32秒497でQ1を4位で終えている。
予選Q2は天候は晴れ、気温26度、路面温度36度というコンディションで、現地時間午前11時15分から15分間で行われた。セッション序盤からトップタイムが更新されていく中、ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)が5コーナーで転倒。すぐにピットに戻り、セッション後半に向けて準備を進めていく。好調のベゼッキが1分31秒874を出しセッションは折り返しを迎えた。ポールポジションが決まるセッション後半は、真っ先にコースインしたクアルタラロが1分31秒770でトップタイムをマーク。しかしベゼッキが1分31秒472のオールラップレコードを叩き出し、トップの座を奪い返した。このベゼッキのタイムを更新するライダーは現れず、ベゼッキのキャリア2回目のポールポジションが確定した。2位に1分31秒533のバニャーヤ、3位にはセッション終了間際に転倒を喫してしまったものの、1分31秒630を記録したルカ・マリーニ(ドゥカティ)が入っている。
MotoGP第8戦オランダGP MotoGPクラス 2日目予選結果
1 マルコ・ベゼッキ(ドゥカティ)1分31秒472(Q2)
2 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)1分31秒533(Q2)
3 ルカ・マリーニ(ドゥカティ)1分31秒630(Q2)
4 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)1分31秒671(Q2)
5 ブラッド・ビンダー(KTM)1分31秒704(Q2)
6 アレイシ・エスパロガロ(アプリリア)1分31秒812(Q2)
7 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)1分31秒837(Q2)
8 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)1分31秒881(Q2)
9 アレックス・マルケス(ドゥカティ)1分31秒898(Q2)
10 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)1分32秒170(Q2)
11 ミゲール・オリベイラ(アプリリア)1分32秒174(Q2)
12 ジャック・ミラー(KTM)1分32秒715(Q2)
13 ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)1分32秒185(Q1)
14 中上貴晶(ホンダ)1分32秒497(Q1)
15 フランコ・モルビデリ(ヤマハ)1分32秒530(Q1)
16 ラウル・フェルナンデス(アプリリア)1分32秒671(Q1)
17 マルク・マルケス(ホンダ)1分32秒672(Q1)
18 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)1分32秒844(Q1)
19 ロレンツォ・サバドーリ(アプリリア)1分33秒008(Q1)
20 ステファン・ブラドル(ホンダ)1分33秒040(Q1)
21 アウグスト・フェルナンデス(ガスガス)1分33秒082(Q1)
22 イケル・レクオナ(ホンダ)1分33秒088(Q1)
23 ジョナス・フォルガー(ガスガス)1分33秒300(Q1)
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