ロレンソが5勝目でランクトップに浮上 (MotoGP第11戦チェコGP MotoGP 決勝)
2015/08/17
MotoGP第11戦チェコGP、MotoGPクラスは、チェコのブルノサーキットで決勝レースを行ない、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温27度、路面温度40度のドライコンディションで争われた。ロレンソはポールから好スタートを決めトップに立つ。マルク・マルケス(ホンダ)が2番手に続き、1周目に3番手以下に1秒140のリードを取って、序盤から二人がファステストラップを記録しながら接戦のトップ争いを展開する。しかし、レース中盤に入った8周目あたりからロレンソとマルケスの差が広がり、9周目にはその差が1秒158に広がる。
ここからロレンソはマルケスとの差を広げ始め、終盤に入った19周目にはその差は3秒にまで広がり、そのまま独走で今シーズン5勝目をマークした。序盤の内に3番手以下とリードを取り、単独2位をキープしていたマルケスはそのまま2位でゴール。2周目に3位に浮上し、7周目以降は単独3位走行となったバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がそのまま3位でチェッカーを受けた。
この結果、ロレンソとロッシが211ポイントで並び、勝利数の差でロレンソがランキングトップに浮上。二人から52ポイント差のランキング3位にマルケスが続く。
8周目にアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)に競り勝ち、4番手に浮上したアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)がその後、ポジションキープして4位でゴール。ドビジオーゾは終盤にダニ・ペドロサ(ホンダ)に追いつかれ、最終ラップの8コーナーでペドロサがドビジオーゾを交わして5位に入賞した。ドビジオーゾが6位でフィニッシュ。
7位にブラドリー・スミス(ヤマハ)、8位にポル・エスパロガロ(ヤマハ)、9位にアレックス・エスパロガロ(スズキ)、10位にダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)が入賞。、
ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が11位、スコット・レディング(ホンダ)が12位、アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が13位、ステファン・ブラドル(アプリリア)が14位に続き、復帰したロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)がオープントップとなる15位入賞でポイントを獲得。
以下、16位にエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、17位にニッキー・ヘイデン(ホンダ)、18位にマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、19位にジャック・ミラー(ホンダ)、20位にクラウディオ・コルティ(フォワード-ヤマハ)、21位にカレル・アブラハム(ホンダ)の順で続き、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)は9位走行中の16周目に11コーナーで転倒リタイア、カル・クロッチロウ(ホンダ)は10位走行中の15周目に11コーナーで転倒リタイア、ユージン・ラバティ(ホンダ)は5周目に1コーナー立ち上がりで転倒リタイア、アレックス・デ・アンジェリス(ART)は4周目に転倒リタイアに終わった。
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