Moto2クラスのフリー走行3回目は、現地時間午前9時25分から30分間で行なわれた。天候は雨で気温15度、路面温度18度というウェットコンディション。次第に雨は止み、路面のみウェットというコンディションに変化したフリー走行3は、アロンソ・ロペス（ボスコスクロ）が1分34秒449でトップタイム。2位に1分34秒635のフェルミン・アルデゲール（ボスコスクロ）、3位に1分35秒132を出したゾンタ・ファン・デン・グールベルク（カレックス）がつけた。

　予選Q1は天候が晴れ、気温22度、路面温度38度のドライコンディションで、現地時間13時45分から15分間で行われ、1分24秒413を記録したバリー・バルタス（カレックス）がトップでQ2進出を決めた。2位にバルタスと同タイムのアロン・カネト（カレックス）、3位に1分24秒512のソムキャット・チャントラ（カレックス）、4位に1分24秒519のセルジオ・ガルシア（カレックス）が入り、Q1上位4台がQ2進出を決めている。

　日本人ライダーの小椋藍（カレックス）はセッションを通じてトップ4圏内に入っていたが、最終アタックで1分24秒684とタイムが伸びず、Q1を6位で終え、Q2進出とはならなかった。羽田大河（カレックス）は1分26秒393を記録し、Q1を15位で終えている。

　予選Q2は天候が晴れ、気温21度、路面温度34度、現地時間14時10分から15分で行われた。セッション前半はトニー・アルボリーノ（カレックス）が1分24秒217をマークし暫定トップに浮上。好調のペドロ・アコスタ（カレックス）は前半でタイムを出すことができず11位、Q1から出走しているチャントラ、そして連続ポールポジションを狙うカネトが続く。ここまで鳴りを潜めていたアコスタだったが、セッション残り4分を切ったタイミングで1分24秒052を出しトップに浮上する。アコスタはさらに1分23秒858までタイムを更新。誰もアコスタのタイムを上回ることができずセッションが終了。アコスタのポールポジションが確定した。2位にはラストアタックでタイムを1分24秒127まで詰めたアルボリーノ、3位は1分24秒158のジェイク・ディクソン（カレックス）となった。

MotoGP第7戦ドイツGP Moto2クラス 2日目予選結果
1 ペドロ・アコスタ（カレックス）1分23秒858（Q2）
2 トニー・アルボリーノ（カレックス）1分24秒127（Q2）
3 ジェイク・ディクソン（カレックス）1分24秒158（Q2）
4 アロン・カネト（カレックス）1分24秒204（Q2）
5 アロンソ・ロペス（ボスコスクロ）1分24秒264（Q2）
6 サム・ロウズ（カレックス）1分24秒267（Q2）
7 ソムキャット・チャントラ（カレックス）1分24秒270（Q2）
8 フェルミン・アルデゲール（ボスコスクロ）1分24秒280（Q2）
9 アルベルト・アレナス（カレックス）1分24秒380（Q2）
10 セルジオ・ガルシア（カレックス）1分24秒448（Q2）
11 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス）1分24秒478（Q2）
12 マニュエル・ゴンサレス（カレックス）1分24秒516（Q2）
13 フィリップ・サラッチ（カレックス）1分24秒599（Q2）
14 バリー・バルタス（カレックス）1分24秒677（Q2）
15 ボ・ベンスナイダー（カレックス）1分24秒747（Q2）
16 ジョー・ロバーツ（カレックス）1分24秒909（Q2）
17 ジェレミー・アルコバ（カレックス）1分24秒930（Q2）
18 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス）1分25秒519（Q2）
19 ダリン・ビンダー（カレックス）1分24秒612（Q1）
20 小椋藍（カレックス）1分24秒684（Q1）
21 ルーカス・トゥロビッチ（カレックス）1分24秒763（Q1）
22 デニス・フォッジャ（カレックス）1分24秒787（Q1）
23 ゾンタ・ファン・デン・グールベルク（カレックス）1分25秒163（Q1）
24 マルコス・ラミレス（フォワード）1分25秒600（Q1）
25 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（フォワード）1分25秒713（Q1）
26 カルロス・タタイ（カレックス）1分25秒900（Q1）
27 イサン・グエバラ（カレックス）1分25秒911（Q1）
28 カスマ・ダニエル（カレックス）1分26秒125（Q1）
29 羽田大河（カレックス）1分26秒393（Q1）