全日本RR第3戦SUGO【ST600レース2】西村硝が全日本初優勝
2023/05/21
全日本ロードレース選手権第3戦SUGOのST600決勝レース2は西村硝(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)が優勝した。
気温が上昇した日曜日。ST600クラスのレース2が始まるころには雲が厚みを増し、気温も落ち着いてきた。
20周のレース。リードしたのは阿部恵斗(51GARAGE kupu Racing YAMAHA)。オープニングラップから芳賀涼大(WORK NAVI Nitro Racing)、羽田太河(TN45withMotoUPRacing)、小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)の4台が激しいバトルを展開。2周目に羽田がトップ浮上。4周目に阿部が首位奪回。5周目は再び羽田がトップと激しい展開。このドッグファイトの連続で、10台以上が長い列を作って周回を重ねる。
8周目。小山が転倒。7番手あたりで周回を重ねていた井手翔太(AKENO SPEED)がピットに戻ってしまう。
それでも車列は9台ほどが連なっている。
13周目。西村がトップ浮上。しかし15周目には羽田が首位奪回。16周目には西村が再び首位に立つ。
16周目。芳賀と長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch)が転倒。コース上にマシンが残ってしまい、すぐに赤旗が出される。そして14周完了時点でレース成立となり、西村が全日本初優勝。阿部が2位で51GARAGEがワンツーフィニッシュ。3位に羽田というリザルトになった。
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