全日本RR第2戦鈴鹿2&4【JSB1000レース2】王者中須賀克行が開幕4連勝
2023/04/23
優勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「午前中のウオームアップ走行と決勝ではコンディションが変わっていて、特に路面温度が高くなったので、非常にタフなレースになりました。路面温度が高くなったことで、恐らくタイヤも厳しくなってくるので、どうすれば自分がしっかり勝ち切れるかなと戦略を立てて臨みました」
「(名越選手とは)速いところと遅いところがけっこう違っていて、思っていたよりもタイヤの温存ができていませんでした。前に出てからプッシュし始めると何回も転びそうになったのですが、その状況でもしっかり冷静に走り切れたことが勝因です」
「(自身の連勝記録に対して)記録を目指してやっている訳ではないですし、一戦一戦どうすればしっかり勝ちきれるか、自分がどうすれば速く走れるか、どうすればいいレースができるかっていうことだけを考えた結果が今につながっているのかなって思います。そのために日々努力していますし、引き続きしっかりいいレースをして、ファンの皆さんに楽しんでいただきたいなと思います」
2位
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「完全に戦略ミスでした。もう少し早いうちに前に出たかったんですけど、中須賀選手が言ったように、速い場所と遅い場所が全然違って、自分のペースで走ることができませんでした。前半セクションは自分の方が速かったりしたけど、後半セクションでちょっと離されてしまって、ずっとタイヤを使う厳しいレースでした。(中須賀選手は)前に出るタイミングもそうですし、勝負を仕掛けるポイントがすごいうまいなって思ったのと、今回のレースウイークで初めて後ろでずっと走っていたんですけど、速さの面でもうまさの面でも、やっぱり全然違うなと改めて痛感しました。次戦までに頑張って近づくようにします」
3位
名越哲平(SDG Honda Racing)
「昨日のレース1は後ろにいるだけで何もできませんでしたが、今日はいいスタートが切れて、1周目からしっかり自分のペースで走ることができました。僕には引き出しもないですし、ペースをキープしてなどの余力もないので、自分の持てるすべてを出していきました。抜かれたらついて行くのも難しいなと思っていたので、抜かれたらすぐ抜き返して自分のレースにするというプランでしたが、思っていた以上にコンディションの変化への対応や、タイヤのマネージメントができていませんでした。抜かれたあとは何もできずにただ離されていく一方になってしまいましたが、昨日とは違った内容でレースができたので、開幕戦から今日と確実に前進できていると思います。引き続き僕らがやっていることを信じて突き進みたいです」
こんな記事も読まれています