全日本RR第1戦もてぎ【JSB1000レース2】中須賀克行が圧巻のダブルウイン
2023/04/02
「雨が降ってきたけど、リスクを負いタイムを落とさずに走りました」と中須賀
優勝
中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「最初は水野選手の後ろにいましたが、ブレーキが鋭くて、新燃料でエンジンブレーキも難しい状況で、想定タイムより遅かったけれど抜きどころは少なかったです。水野選手がミスをした隙をついて前に出て、自分のペースで走ろうと思ったところで雨が降ってきました。引き離すならここだって、リスクを負ってタイムを落とさずに走った結果、差を築くことができました」
「雨粒は大きくならず、アスファルトの匂いもしてこなかったので、これなら大丈夫だなって思いながら走りました。難しかったけれど優勝できてよかったです」
2位
岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「100%プッシュして走りましたが、ほぼ1周目からバトルに飲み込まれてしまいました。その段階で、いいタイミングで中須賀選手はペースアップしていて、自分はそれにもついていけず、常にだれかとバトルしていました。結果はすごく残念ですが、おもしろいレースでした。優勝できなかったのは悔しいし、差を広げられたのも悔しいですが、完走できたのはよかったです。次戦に向けてのデータも取れたので、さらに頑張っていきたいです」
3位
名越哲平(SDG Honda Racing)
「レース後半にしっかりとポジションを上げられたのはよかったですが、水野選手と比べても前半にペースが上げられないことが課題です。レース復帰からたくさん周回でき、まずは完走できたことと、2レースで表彰台を獲得できたことは重要だと思います。この先のシーズンにとっても、この場にいられることが重要だと思うので、まずはいいシーズンのスタートが切れたんじゃないかなと思います」
こんな記事も読まれています