MotoGP第2戦アルゼンチンGP Moto3決勝
2023/04/03
MotoGP第2戦アルゼンチンGP、Moto3クラスは、アルゼンチンのアウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われた。雨の降るウェットコンディション、気温18度、路面温度20度で行われた。
佐々木歩夢(ハスクバーナ)がポールポジションでスタートしたものの、激しい混戦となり、最初にトップに立ったのはデニス・オンジュ(KTM)。オンジュを鈴木竜生(ホンダ)が接戦で追う形となった。3周目にはトップを走っていたオンジュが転倒。鈴木竜生がトップに立つと、ファステストラップを更新しながら2番手以降を引き離した。9周目にはダビド・アルマンサ(CFMOTO)がファステストを出し、佐々木歩夢(ホンダ)と激しい2位争いを繰り広げていた。10周目、インから佐々木が、アルマンサを接触するような形で抜き、佐々木が2位に浮上。この行為が1ポジションダウンのペナルティーとなり、佐々木は3位走行のアルマンサの後ろへ。その後すぐに抜き返し再び2位に浮上するが、13コーナーでハイサイドでクラッシュ、リタイアとなった。
鈴木竜生は独走のままチェッカーを受けて優勝。混戦が続いた2位争いを制したのは、3番グリッドでスタートしたディエゴ・モレイラ(KTM)、3位にはジョエル・ケルソの代役として出場したアンドレア・ミニョ(CFMOTO)が入った。
4位ダニエル・オルガド(KTM)、4番手フィニッシュのスコット・オグデン(ホンダ)は最終ラップに他車との接触を理由にダブルロングラップペナルティに等しい6秒加算をされての5位、6位ステファノ・ネパ(KTM)。
鳥羽海渡(ホンダ)は11番グリッドスタートから7位、14周目に13コーナーで転倒したチャビエル・アルティガ(CFMOTO)は復帰して8位。18番グリッドスタートの山中琉聖(ガスガス)は9位フィニッシュ。10位は22番グリッドスタートのダビド・サルバドール(KTM)。
16番手グリッドのダビド・ムニョス(KTM)は3番手走行中の14周目13コーナーで転倒、その後復帰し16位。25番グリッドのダビド・アルマンサ(CFMOTO)は2位争いの最終ラップ11コーナーで他車と接触して転倒、その後17位。
古里太陽(ホンダ)は26番グリッドから18位まで順位を上げた。4番グリッドのイバンオルトラは10周目2コーナーで転倒した後に19位。3周目で転倒したデニス・オンジュ(KTM)は復帰し24位。
第2戦アルゼンチンGP終了時点で、年間ポイントランキングは1位ダニエル・オルガド(KTM)38ポイント、2位ディエゴ・モレイラ(KTM)36ポイント、3位鈴木竜生(ホンダ)27ポイント。
鳥羽海渡(ホンダ)が14ポイントで8位、佐々木歩夢(ハスクバーナ)は10ポイントで12位、山中琉聖(ガスガス)は7ポイントで14位。
第2戦アルゼンチンGP Moto3クラス決勝結果
1 鈴木竜生 (ホンダ)
2 ディエゴ・モレイラ (KTM)
3 アンドレア・ミニョ (KTM)
4 ダニエル・オルガド (KTM)
5 スコット・オグデン (ホンダ)
6 ステファノ・ネパ (KTM)
7 鳥羽海渡 (ホンダ)
8 チャビエル・アルティガス (CFMOTO)
9 山中琉聖 (ガスガス)
10 ダビド・サルバドール (KTM)
11 シャリフディン・アズマン (KTM)
12 マッテオ・ベルテッレ (ホンダ)
13 ロマーノ・フェナティ (ホンダ)
14 ダビド・アロンソ (ガスガス)
15 ジョシュア・ワットリー (ホンダ)
16 ダビド・ムニョス (KTM)
17 ダビド・アルマンサ (CFMOTO)
18 古里太陽 (ホンダ)
19 イバン・オルトラ (KTM)
20 フィリッポ・フォリオーリ (KTM)
21 アナ・カラスコ (KTM)
22 コリン・ベイヤー (ハスクバーナ)
23 ホセ・アントニオ・ルエダ (KTM)
24 デニス・オンジュ (KTM)
R リカルド・ロッシ (ホンダ)
R マリオ・アジ (ホンダ)
R ジャウマ・メシア (ホンダ)
R 佐々木歩夢 (ハスクバーナ)
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