全日本RR第1戦もてぎ【ST1000決勝】國峰啄磨vs.國井勇輝の一騎打ちを國峰が制する
2023/04/02
全日本ロードレース選手権開幕戦ST1000は國峰啄磨(TOHO Racing)が優勝した。
オープニングラップから激しいトップ争いを開始したのは國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)と高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)。ここに國峰が加わり、3台でのバトルが開始。ホールショットを奪った國井が首位をキープしたまま周回を重ねる。
5周目。國峰がトップ浮上。國峰に次いで高橋裕紀も國井を捕らえて2番手浮上。國井は一気に3番手に後退。その間にセカンド集団の荒川晃大(MOTOBUM HONDA)、高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)、渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が追いつき、先頭集団は7台に。
10周が終了するころからトップ集団がばらけてきた。首位キープの國峰の背後には國井がぴたりとつけ一騎打ちを挑み、高橋裕紀と渡辺一馬が熾烈な3位争い、高橋巧は単独5番手走行。荒川と榎戸は集団から離される。
國峰は國井を従えたまま周回。高橋裕紀と渡辺一馬は順位を入れ替えながらのバトルを続ける。
最終ラップ。國井が國峰に並びかける。しかし國峰は譲らない。そして國峰が開幕戦を制し、クラスデビュー戦の國井は僅差の2位。表彰台争いはディフェンディングチャンピオンの渡辺一馬に軍配が挙がった。
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