全日本RR第1戦もてぎ【J-GP3決勝】尾野弘樹が堂々のポールtoウイン
2023/04/02
「独走できるとは思っていなかった」と尾野
1位
尾野弘樹(P.MU 7C GALESPEED)
「独走できるとは思っていませんでした。スタートは去年からよかったので今日もホールショットを取れましたが、去年までの流れを考えると4、5台での争いになると思っていました。ラスト5周での駆け引きを考えていたのですが、どんどんギャップが開いたので、後ろとの差を確認しながら安全な走りを心がけました。ただ、決勝中に1分59秒のタイムを出せなかったのが反省点です。今回は後ろが離れたので優勝できましたが、目標としていたタイムが出せなかったので、次戦は課題としたいです。今朝のウオームアップ走行で計測はされていませんが、コースレコードが出ていました。決勝に向けての詰めが今回の勝因です」
2位
彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)
「序盤、2位グループから離れたのですが、そこから頑張って追いつきました。集団のペースよりも自分の方が速かったので、抜いて逃げようと思ったのですが、みんなスキあれば入ってくるので、結局は集団に飲まれてしまいました。集団の2番手、3番手をキープするように心がけました。最終ラップも3番手キープで、裏ストレートで一人抜いて、最後は自分のバイクの方が伸びると分かっていたので、立ち上がりに合わせていきました。初表彰台はまだ実感がわきません。集団のトップでうれしいですが、まだトップとの差があるから、次戦は詰めたいです」
3位
大和颯(BREASTO B-TRIBE RACING)
「これまで毎戦スタートがうまくいかずに埋もれてしまい、そこからの追い上げでした。オフシーズンにスタート練習をしたおかげで、今日はポジションキープでスタートできました。身長があって重量があるので、下がってしまうと上がるのに時間がかかります。タイヤの消耗を考えて、レース成立の残り6周目までは3番手キープでタイヤ温存というのがチームと立てた作戦でした。そこがキープできたのはよかったのですが、最後にスリップストリームで抜かれたのは想定外です。昨年はスポット参戦で、今年からフル参戦なのですが、開幕戦から表彰台に乗れて、すばらしいシーズンスタートになりました」
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