マルケスがポール、レプソル・ホンダが予選ワンツー (MotoGP第10戦インディアナポリスGP MotoGP 予選)
2015/08/09
MotoGP第10戦インディアナポリスGP、MotoGPクラスは、アメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分31秒884でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルク・マルケス(ホンダ)。マルケスは午前中に行なわれたフリー走行3回目でトップタイムを記録。予選前のフリー走行4回目でもトップにつけた。
フリー走行総合結果ではアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)がトップ10に残れず、予選1回目から2回目進出をねらうことになった。総合11番手以下のライダーによって争われる予選1回目ではダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップタイムを記録。ドビジオーゾも2番手で続き、このの二人を加えた12名のライダーによって、予選2回目は気温29度、路面温度41度のドライコンディションの下、争われた。
予選2回目でまずリーダーボードのトップに立ったのはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)。この直後にブラドリー・スミス(ヤマハ)、ダニ・ペドロサ(ホンダ)がタイムを更新するが、開始3分47秒すぎにマルケスがトップに浮上する。
各ライダー1回目のアタックを終えてピットに戻り、その中から真っ先にロレンソが2回目のアタックを行ない、自己ベストを更新するものの、その時点では5番手に留まる。残り5分を切ったところで2回目のアタックに出たダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分32秒055をマークして2番手に浮上。マルケスも2回目のアタックに出たものの、自己ベストを更新することはできなかった。
結果的にマルケスの1回目のアタックがファステストラップとなり、マルケスが1分31秒884で今シーズン5回目のポールポジションを獲得。2番手に1分32秒055でペドロサが続き、レプソル・ホンダが前戦ドイツGPに続いて予選ワンツーフィニッシュを獲得した。
3回アタックを行なったロレンソが最後のアタックで1分32秒186を記録してフロントロウ3番手を獲得。4番手に1分32秒208でカル・クロッチロウ(ホンダ)が続き、サテライト勢トップとなった。予選1回目でトップタイムを記録して2回目に進出したダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は1分32秒243で5番手とジャンプアップ。ペトルッチにとってMotoGPベストグリッド獲得となった。
6番手に1分32秒269でブラドリー・スミス(ヤマハ)、7番手に1分32秒468でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1回目のコースインでアタックを行なわずピットに戻り、開始5分すぎのアタックの時点では3番手につけていたが、2回目のアタックでは自己ベスト更新ならず、1回目に記録した1分32秒511で8番手となった。9番手に1分32秒571でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続き、ドビジオーゾは1分32秒636で10番手を獲得。初日に続いて、2日目午前中のフリー走行3回目で転倒を喫したポル・エスパロガロ(ヤマハ)が1分32秒670で11番手、アレックス・エスパロガロ(スズキ)は1分32秒814で12番手となった。
以下、予選1回目のタイムで、スコット・レディング(ホンダ)が1分33秒170で13番手、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分33秒199でオープン勢トップとなる14番手を獲得。ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)が1分33秒278で15番手に続いた。16番手に1分33秒381でジャック・ミラー(ホンダ)、今回からアプリリアに乗ることになったステファン・ブラドル(アプリリア)は1分33秒822で17番手。チームメイトのアルバロ・バウティスタ(アプリリア)は予選1回目のアタック中に大きくマシンを振られてしまい、1分33秒839で18番手スタート。19番手に1分33秒978でユージン・ラバティ(ホンダ)、20番手に1分34秒030でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、21番手に1分34秒226でアレックス・デ・アンジェリス(ART)、22番手に1分34秒322でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、23番手に1分35秒167でトニ・エリアス(ホンダ)の順となった。
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