MotoGP第18戦オーストラリアGP Moto2決勝
2022/10/16
MotoGP第18戦オーストラリアGP、Moto2クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで決勝レースを行ない、アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温14度、路面温度26度のドライコンディションの下、25周で争われた。
3番グリッドからスタートしたロペスは、1周目にトップに立つと、2番手以下に約1秒のリードを取る。2周目にはその差を約2秒に開き、3周目にファステストラップとなる1分33秒030を記録して、その差をさらに2秒7へと開く。
ロペスはFP1での危険走行により、ロングラップペナルティを科せられていたが、そのリードを生かして4周目にペナルティを消化しながらトップでレースに復帰。これで2番手との差は1秒7へと縮まったが、その後も再び差を開き、単独トップで独走。レース中盤にはその差を約4秒へと広げ、そのままチェッカーを受け、グランプリ通算2勝目を記録した。
2番手争いはトニー・アルボリーノ(カレックス)が6周目までリードしていたが、7周目の8コーナーで転倒を喫しリタイアに終わる。これでアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が2番手に浮上し、ペドロ・アコスタ(カレックス)が続くが、アコスタが9周目に2番手に浮上。アコスタとフェルナンデスは中盤すぎまで接戦を繰り広げていたが、16周目の2コーナーでフェルナンデスが転倒しリタイアに。アコスタが単独2番手となり、今シーズン4回目となる表彰台を獲得した。
3番手をジェイク・ディクソン(カレックス)とキャメロン・ボビエ(カレックス)が争うが、終盤にディクソンが抜け出し、3位に入賞した。
ボビエは4番手をキープしていたが、終盤には5番手争いを繰り広げていたフェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)、マヌエル・ゴンサレス(カレックス)、ジェレミー・アルコバ(カレックス)に追いつかれ、24周目に前に出たアルデグルが4位に入賞。5位にゴンザレス、6位にアルコバが続き、ボビエは7位でチェッカーを受けた。ソムキャット・チャントラ(カレックス)が8位、アロン・カネト(カレックス)が9位、ボ・ベンスナイダー(カレックス)が10位に入賞した。
13番グリッドからスタートした小椋 藍(カレックス)は1周目には10番手まで上がったものの、その後、後退。11位でチェッカーを受けた。羽田 太河(カレックス)は3人の14番手争いに加わり、15位に入賞。前戦に続いてポイントを獲得した。
フェルナンデスがノーポイントに終わったことから、小椋はフェルナンデスに3.5ポイント差のランキングトップに浮上した。
MotoGP第18戦オーストラリアGP Moto2クラス決勝結果
1 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
2 ペドロ・アコスタ(カレックス)
3 ジェイク・ディクソン(カレックス)
4 フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
5 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
6 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
7 キャメロン・ボビエ(カレックス)
8 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
9 アロン・カネト(カレックス)
10 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
11 小椋 藍(カレックス)
12 サム・ロウズ(カレックス)
13 マーセル・シュロッター(カレックス)
14 アルベルト・アレナス(カレックス)
15 羽田 太河(カレックス)
16 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
17 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
18 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
R ジョー・ロバーツ(カレックス)
R バリー・バルトゥス(カレックス)
R アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
R セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
R フィリップ・サラッチ(カレックス)
R ケミン・クボ(カレックス)
R ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R トニー・アルボリーノ(カレックス)
R シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
R ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
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