MotoGP第18戦オーストラリアGP、Moto3クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで2日目の予選を行ない、佐々木 歩夢（ハスクバーナ）がポールポジションを獲得した。

　初日を総合トップで終えた佐々木は、2日目午前中のFP3でもトップタイムを記録してフリー走行総合トップでQ2に進出。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でジョン・マクフィー（ハスクバーナ）がトップタイムを記録、2番手にダビド・ムニョス（KTM）、3番手にカルロス・タタイ（CFMOTO）、4番手に古里 太陽（ホンダ）が続き、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温15度、路面温度28度のドライコンディションで争われた。

　佐々木は開始5分すぎに1分36秒420を記録してトップに浮上。2周連続でアタックを続けると、1分35秒854とオールタイムレコードラップを更新するベストタイムを記録。このタイムを記録した後は走行を切り上げたが、今シーズン3回目となるポールポジションを獲得した。

　2番手に1分36秒041でセルジオ・ガルシア（ガスガス）が続き、ルーキーのイバン・オルトラ（KTM）が1分36秒579で3番手とグランプリ初フロントロウを獲得。

　4番手に1分36秒671でカルロス・タタイ（CFMOTO）、5番手に1分36秒680でディエゴ・モレイラ（KTM）、6番手に1分36秒690でステファノ・ネパ（KTM）が続き、ポイントリーダーのイサン・グエバラ（ガスガス）は1分36秒774で7番手。

　8番手に1分36秒796でデニス・オンジュ（KTM）、9番手に1分36秒852でジャウメ・マシア（KTM）が続き、上位9位までをKTM製マシンが占めた。

　ホンダ勢トップの10番手に古里。古里はフリー走行総合21番手でQ1に進み、Q1ではセッション4番手でQ2に進み、Q2では1分36秒978を記録して10番手とグランプリベストグリッドを更新、予選で初のトップ10入りを果たした。

　ランキング2位のデニス・フォッジア（ホンダ）は1分37秒023で12番手。鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合14番手でQ2に進み、Q2では1分37秒418を記録して17番手、鈴木 竜生（ホンダ）はフリー走行総合7番手でQ2に進んだが、Q2では転倒してタイムを記録できず、18番手。山中 琉聖（KTM）はフリー走行総合26番手でQ1に進み、Q1ではセッション6番手、Q1で記録した1分37秒502で20番手となった。

MotoGP第18戦オーストラリアGP Moto3クラス2日目予選総合結果
1 佐々木 歩夢（ハスクバーナ） 1分35秒854 （Q2）
2 セルジオ・ガルシア（ガスガス） 1分36秒041 （Q2）
3 イバン・オルトラ（KTM） 1分36秒579 （Q2）
4 カルロス・タタイ（CFMOTO） 1分36秒671 （Q2）
5 ディエゴ・モレイラ（KTM） 1分36秒680 （Q2）
6 ステファノ・ネパ（KTM） 1分36秒690 （Q2）
7 イサン・グエバラ（ガスガス） 1分36秒774 （Q2）
8 デニス・オンジュ（KTM） 1分36秒796 （Q2）
9 ジャウメ・マシア（KTM） 1分36秒852 （Q2）
10 古里 太陽（ホンダ） 1分36秒978 （Q2）
11 ダビド・ムニョス（KTM） 1分37秒021 （Q2）
12 デニス・フォッジア（ホンダ） 1分37秒023 （Q2）
13 ダニエル・オルガド（KTM） 1分37秒030 （Q2）
14 ジョエル・ケルソ（KTM） 1分37秒031 （Q2）
15 アドリアン・フェルナンデス（KTM） 1分37秒107 （Q2）
16 ジョン・マクフィー（ハスクバーナ） 1分37秒271 （Q2）
17 鳥羽 海渡（KTM） 1分37秒418 （Q2）
18 鈴木 竜生（ホンダ） （Q2）
19 スコット・オグデン（ホンダ） 1分37秒495 （Q1）
20 山中 琉聖（KTM） 1分37秒502 （Q1）
21 リカルド・ロッシ（ホンダ） 1分37秒694 （Q1）
22 ロレンソォ・フロン（ホンダ） 1分37秒801 （Q1）
23 アンドレア・ミーニョ（ホンダ） 1分37秒852 （Q1）
24 チャビエル・アルティガス（CFMOTO） 1分37秒864 （Q1）
25 アルベルト・スーラ（ホンダ） 1分37秒933 （Q1）
26 アナ・カラスコ（KTM） 1分38秒128 （Q1）
27 ニコラ・カラーロ（KTM） 1分38秒267 （Q1）
28 マリオ・アジ（ホンダ） 1分38秒287 （Q1）
29 ジョシュア・ワットリー（ホンダ） 1分38秒359 （Q1）
30 エリア・バルトリーニ（KTM） 1分38秒431 （Q1）