MotoGP第18戦オーストラリアGP、Moto2クラスは、オーストラリアのフィリップアイランドサーキットで2日目の予選を行ない、フェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ）がポールポジションを獲得した。

　Moto2クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアロンソ・ロペス（ボスコスクロ）。ロペスはFP3でトップタイムを記録。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1でマヌエル・ゴンサレス（カレックス）がトップタイムを記録、Q1上位の4名を加えた18名のライダーによって、Q2は気温17度、路面温度29度のドライコンディションで争われた。

　開始3分すぎにロペスが1分32秒578を記録してトップに立つが、その直後にアルデグエルが1分32秒233とオールタイムレコードを更新するファステストを記録。このタイムを上回る者はおらず、アルデグエルが第3戦アルゼンチンGP以来となるグランプリ通算2回目のポールポジションを獲得した。

　2番手に1分32秒306でアウグスト・フェルナンデス（カレックス）、3番手に1分32秒543でロペスが続き、ボスコスクロ製マシンが、予選ワンツーこそならなかったものの、フロントロウの2台を占めた。ただし、ロペスは初日のペナルティで、決勝中のロングラップペナルティを科せられている。

　4番手に1分32秒721でトニー・アルボリーノ（カレックス）、5番手に1分32秒837でアロン・カネト（カレックス）、6番手に1分32秒858でセレスティーノ・ビエッティ（カレックス）が続き、Q1トップのゴンザレスが、に1分32秒858で7番手ジャンプアップ。

　8番手に1分32秒872でペドロ・アコスタ（カレックス）、9番手に1分32秒946でジェレミー・アルコバ（カレックス）、10番手に1分32秒970でフィリップ・サラッチ（カレックス）の順で続き、ランキング2位の小椋 藍（カレックス）は1分33秒067で13番手。小椋はフリー走行総合11番手でQ2に進み、Q2では1分33秒067を記録した。羽田 太河（カレックス）はフリー走行総合27番手でQ1に進み、Q1ではセッション15番手、Q1で記録した1分35秒082で29番手から決勝に臨む。

MotoGP第18戦オーストラリアGP Moto2クラス2日目予選総合結果
1 フェルミン・アルデグエル（ボスコスクロ） 1分32秒233 （Q2）
2 アウグスト・フェルナンデス（カレックス） 1分32秒306 （Q2）
3 アロンソ・ロペス（ボスコスクロ） 1分32秒543 （Q2）
4 トニー・アルボリーノ（カレックス） 1分32秒721 （Q2）
5 アロン・カネト（カレックス） 1分32秒837 （Q2）
6 セレスティーノ・ビエッティ（カレックス） 1分32秒858 （Q2）
7 マヌエル・ゴンサレス（カレックス） 1分32秒858 （Q2）
8 ペドロ・アコスタ（カレックス） 1分32秒872 （Q2）
9 ジェレミー・アルコバ（カレックス） 1分32秒946 （Q2）
10 フィリップ・サラッチ（カレックス） 1分32秒970 （Q2）
11 キャメロン・ボビエ（カレックス） 1分33秒006 （Q2）
12 サム・ロウズ（カレックス） 1分33秒040 （Q2）
13 小椋 藍（カレックス） 1分33秒067 （Q2）
14 ジェイク・ディクソン（カレックス） 1分33秒241 （Q2）
15 ジョー・ロバーツ（カレックス） 1分33秒284 （Q2）
16 ソムキャット・チャントラ（カレックス） 1分33秒299 （Q2）
17 ボ・ベンスナイダー（カレックス） 1分33秒328 （Q2）
18 ロレンツォ・ダラ・ポルタ（カレックス） 1分34秒152 （Q2）
19 アルベルト・アレナス（カレックス） 1分33秒598 （Q1）
20 マーセル・シュロッター（カレックス） 1分33秒599 （Q1）
21 ショーン・ディラン・ケーリー（カレックス） 1分33秒774 （Q1）
22 マルコス・ラミレス（MVアグスタ） 1分33秒922 （Q1）
23 シモーネ・コルシ（MVアグスタ） 1分34秒011 （Q1）
24 ホルヘ・ナバーロ（カレックス） 1分34秒031 （Q1）
25 バリー・バルトゥス（カレックス） 1分34秒461 （Q1）
26 ケミン・クボ（カレックス） 1分34秒501 （Q1）
27 ニッコロ・アントネッリ（カレックス） 1分34秒600 （Q1）
28 アレッサンドロ・ザッコーネ（カレックス） 1分34秒607 （Q1）
29 羽田 太河（カレックス） 1分35秒082 （Q1）