MotoGP第17戦タイGP Moto2決勝
2022/10/02
MotoGP第17戦タイGP、Moto2クラスは、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで決勝レースを行ない、トニー・アルボリーノ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは22周で行なわれる予定だったが、グリッドに着いた段階で雨が落ち始めスタートディレイに。約1時間の待機の後、周回数を16周に短縮して、気温26度、路面温度37度のウエットコンディション、ウエット宣言の下、スタートが切られた。
ポールポジションからソムキャット・チャントラ(カレックス)がレースをリード。チャントラ1周目に後続に約1秒のリードを取っていたが、2周目の4コーナーで転倒、ホームレースをリタイアで終える。
代わってアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)がトップに立つが、4周目にはアロン・カネト(カレックス)がトップに浮上。さらに5周目の最終コーナーではフィリップ・サラッチ(カレックス)がトップに立つ。サラッチは6周目には約1秒半のリードを取るが、7周目の最終コーナーでラインを外し、その間に追い上げて来ていたアルボリーノがトップに浮上。しかし、トップが8周目のコントロールラインを通過した直後に赤旗が掲示されレースは中断となる。
残り5周で再スタートの予定だったが、コースイン時間の直前に再び雨が強まり、スタート進行はディレイに。約15分後にコースインが始まったが、コース上の雨量が多く、ライダーたちは1周を回ってピットイン。再スタートなしでレースは成立となり、予定されていたレース周回数(16周)の2/3をクリアしていないことから、ハーフポイントで決着となった。
優勝はアルボリーノ、2位にサラッチが入賞し、Moto2クラスで初、グランプリ通算2回目の表彰台を獲得。3位にカネトが入賞した。
4位にジェイク・ディクソン(カレックス)、5位にロペスが続き、小椋 藍(カレックス)は6位に入賞。ポイントリーダーのアウグスト・フェルナンデス(カレックス)が7位に続いた。
8位にジョー・ロバーツ(カレックス)、9位にケミン・クボ(カレックス)、10位にセレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が入賞。羽田 太河(カレックス)は2周目にポイント圏内に進出すると、グランプリ初入賞となる13位に入賞した。
ポイント争いではフェルナンデスが238.5ポイントでランキングトップをキープしたが、ランキング2位の小椋とは1.5ポイント差となった。
MotoGP第17戦タイGP Moto2クラス決勝結果
1 トニー・アルボリーノ(カレックス)
2 フィリップ・サラッチ(カレックス)
3 アロン・カネト(カレックス)
4 ジェイク・ディクソン(カレックス)
5 アロンソ・ロペス(ボスコスクロ)
6 小椋 藍(カレックス)
7 アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
8 ジョー・ロバーツ(カレックス)
9 ケミン・クボ(カレックス)
10 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
11 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
12 バリー・バルトゥス(カレックス)
13 羽田 太河(カレックス)
14 アルベルト・アレナス(カレックス)
15 マーセル・シュロッター(カレックス)
16 ペドロ・アコスタ(カレックス)
17 ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
18 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
19 サム・ロウズ(カレックス)
20 ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
21 アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
22 ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
23 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
24 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
25 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R ジェレミー・アルコバ(カレックス)
R ソムキャット・チャントラ(カレックス)
R フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
R キャメロン・ボビエ(カレックス)
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