全日本RR第4戦SUGO【ST600レース2】荒川晃大が独走ポールtoフィニッシュ
2022/06/05
左から、2位の羽田、優勝した荒川、3位の井手
全日本ロードレース選手権第4戦SUGOのST600クラス決勝レース2は荒川晃大(MOTO BUM HONDA)が優勝した。
今大会は2レース制となったST600クラス。レース2は他クラスのアクシデントの影響でスタート時間も1時間遅くなり、周回数は20周から18周に減算された。
好スタートを切ってホールショットを奪ったのは荒川。オープニングラップからトップ独走態勢を築く。後方では伊達悠太(AKENO SPEED・YAMAHA)、菅原陸(HokenSyokunin GBSRacing YAMAHA)が転倒。2周目には今度は小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)、長尾健吾(TBB TEAMKENKEN YTch L8)、横山尚太(GarageL8 Racing Team.YAMAHA)が次々に転倒。これで赤旗中断となってしまう。
オイル処理の後、当初のスケジュールから2時間、リスケジュールから1時間後の17時30分から12周のレースが行なわれることになった。
夕暮れのスタート。再び荒川がホールショットを奪ってレースをリード。羽田太河(TN45withMotoUPRacing)が後方につけ、一騎打ちの様相。セカンド集団は小山知良(JAPAN POST HondaDream TP)が引っ張る。
2周目には羽田を引き離しにかかった荒川。それぞれが単独走行を開始。3位争い集団は小山を先頭に伊達、長尾健吾ら6台から8台で形成。
6周目に井手翔太(AKENO SPEED・YAMAHA)が小山を捉えて3番手浮上。井手はペースを上げて羽田を追う。その井手の背後につけて小山、伊藤元治(MOTO BUM HONDA)もペースを上げる。3位争いからはこの3台が抜け出す。
荒川は12周のレースで9秒もの大差を築いて優勝。羽田は3位争い集団から逃げ切って2位でフィニッシュ。3位争いは井手に軍配が挙がった。
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