MotoGP第8戦オランダGP、Moto3クラスは、オランダのアッセンで決勝レースを行ない、ミゲール・オリベイラ(KTM)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温19度、路面温度25度の、曇り空ながらドライコンディションで争われた。オリベイラはスタートでトップに立つとレースをリード。ファビオ・クアルタラーロ、ダニー・ケント(ホンダ)、ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、ロマーノ・フェナティ(KTM)、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)、ブラッド・ビンダー(KTM)の7人のライダーが、序盤から後続を引き離してトップ集団を形成、順位を入れ替えながら接戦のトップ争いを展開する。
最終ラップまで続いた7人の集団による接戦は、オリベイラがコンマ066秒の僅差で逃げ切って勝利、イタリアGPに続いて今シーズン2勝目をマークした。
最終シケイン進入のバトルを制したクアルタラーロが2位入賞。クアルタラーロはアメリカズGP以来となるグランプリ2回目の表彰台を獲得した。僅差の3位にケントが続き、ランキングトップをキープ。終盤、何度か集団の先頭に立つ走りを見せたナバーロは4位でゴール、同じく序盤、中盤と何度かトップに立ったフェナティは5位でチェッカーを受け、ポールスタートのバスティアニーニ(ホンダ)が6位、11番グリッドから好スタートでトップ集団に加わったびんだーが7位に入賞した。
第2集団となる8位争いも10人前後の接戦の展開となり、序盤、トップグループから遅れたカレル・ハニカ(KTM)が集団の先頭となる8位でゴール。9位にニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、10位にジョン・マクフィー(ホンダ)の順で続いた。
尾野 弘樹(ホンダ)は第2集団の接戦の中で周回を重ね14位入賞を果たした。鈴木 竜生(マヒンドラ)はリタイアに終わった。