MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのアッセンで2日目の予選を行ない、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が1分32秒627でポールポジションを獲得した。 ロッシは3回のフリー走行で総合トップに立ち予選2回目に進出。予選2回目は総合11番手以下のライダーによって争われる予選1回目で上位につけたアレックス・エスパロガロ(スズキ)とダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の二人を加えた12名のライダーによって、争われた。
気温23度、路面温度37度のドライコンディションで争われた予選2回目で、ロッシは開始3分すぎにリーダーボードのトップに立つ。直後にアレックス・エスパロガロ(スズキ)、マルク・マルケス(ホンダ)がファステストラップを更新して1回目のアタックが終了。残り5分を切ったところで始まった2回目のアタックでは残り3分を切ったところでアレックス・エスパロガロがトップに浮上する。
ロッシは2回目のアタックの計測2周目に1分32秒627を記録。このタイムはアッセンの新ポールレコードとなった。ロッシのポール獲得は、昨年の最終戦バレンシア以来、今シーズン初。グランプリ通算61回目、最高峰クラス通算51回目となる。
2番手に1分32秒858でアレックス・エスパロガロが続き、今シーズン3回目のフロントロウを獲得。マルケスは2回目のアタックで自己ベストを更新する1分32秒886を記録してフランスGP以来となるフロントロウを獲得した。
4番手に1分32秒987でダニ・ペドロサ(ホンダ)、5番手に1分33秒013でポル・エスパロガロ(ヤマハ)、6番手に1分33秒016でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、7番手に1分33秒028でカル・クロッチロウ(ホンダ)の順で続き、、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は1分33秒042で8番手と今シーズンワーストグリッド。ロレンソは午前中に行われたフリー走行3回目ではセッション2番手、直前のフリー走行4回目ではセッション3番手につけていたが、予選ではアタックが不発に終わってしまった。9番手に1分33秒076でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)、10番手に1分33秒112でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)の順で続き、予選1回目から2回目に進出したダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)は1分33秒126で11番手。1分33秒236で12番手のブラドリー・スミス(ヤマハ)までが予選2回目のタイム順となった。
オープンクラストップの13番手に予選1回目で1分33秒789を記録したステファン・ブラドル(フォワード-ヤマハ)が続き、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)は1分33秒875で14番手、ロリス・バズ(フォワード-ヤマハ)は1分33秒999で15番手。
以下、16番手に1分34秒071でスコット・レディング(ホンダ)、17番手に1分34秒223でエクトル・バルベラ(ドゥカティ)、18番手に1分34秒289でマイク・デ・ミオ(ドゥカティ)、19番手に1分34秒428でユージン・ラバティ(ホンダ)、20番手に1分34秒645でジャック・ミラー(ホンダ)、21番手に1分34秒736でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、22番手に1分34秒972でニッキー・ヘイデン(ホンダ)、23番手に1分35秒189でアレックス・デ・アンジェリス(ART)、24番手に1分36秒376でマルコ・メランドリ(アプリリア)の順となった。