全日本RR第1戦もてぎ【JSB1000レース2】ヤマハ中須賀克行と岡本裕生がワンツー!!
2022/04/03
優勝
中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「少し抱えてる問題があり、それをマネージメントしないといけない状況だったので、考えることが多すぎて大変でした。とにかく落ち着くことを心がけて、頭の片隅にずっとそれがありました」
「雨は思ったほど降らなかったから、いかにタイヤをもたせるかの勝負だなと思いました。岡本選手が前でいいペースで走っていたから、はじめは追いつくのに必死で、前に出てからは自分の武器を最大限に生かす走りができました。やらないといけないことが多かったけど、それもしっかりできたし、状況を判断しながら走ることができました」
「岡本選手はサイティングラップから自信がある感じで、最初からとてもプッシュしていい走りをしていました。アクセルの開け方やスピンさせないように加速する方法など、後ろで見ていろいろ勉強できました。同じ車両だから、彼がそう走れるなら自分にもできるはず。岡本選手から吸収できるところは吸収していきたいです」
2位
岡本 裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)
「JSBで1回も雨を走ったことがなかったから、自信はありませんでした。サイティングラップを走ったら思ったよりいけると思い、ドライではまだこういう走りはできないし、行けるときに行かなきゃと集中力を切らさずにプッシュして、ひたすら自分のベストの走りをしました。中須賀選手に抜かれる前、白線に乗ってバイクが振られて集中力が切れそうでした。でもなんとか集中して、中須賀選手の後ろで得られるものが多かったです。バトルしてるっていう気分ではありませんでした。中須賀選手のうまさを見せつけられて、本当に勉強になりました」
「早くドライで表彰台に上がれるようになりたいですが、2位は2位なので、よかったです。勝てなかったのは悔しいし、優勝を目指しているけど、まだドライではそのレベルではないから、今日は天候に助けられました。チームの皆さんが今まで蓄積したデータがあるからこそで、いいバイクに乗せてもらったおかげです」
3位
渡辺 一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)
「正直レースはできなかったという感覚です。スタートして数周のウオームアップ性はよかったのですが、徐々にペースを上げていったときにマシンのバランスがちぐはぐな部分が出てしまい、それを探っているうちに前に出られてしまいました。走りながら試行錯誤したのですが、うまくいきませんでした。雨のデータ不足ですね。悔しいけれど、それも含めてレースってこうだったなっていう心境です。このコンディションだから見えた、マシンとライダーの課題なので、身になるレースでした。今後マシンをよくしていき、技術を上げて戦えるようにチームとミーティングを重ねたいです」
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