MotoGP第3戦アルゼンチンGP Moto2決勝
2022/04/04
MotoGP第3戦アルゼンチンGP、Moto2クラスは、アルゼンチンのテルマス・デ・リオ・オンドで決勝レースを行ない、セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)が優勝した。
Moto2クラスの決勝レースは気温24度、路面温度42度のドライコンディションの下、23周で争われた。
ポールスタートのフェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)が好スタートでレースをリード。ビエッティ、ソムキャット・チャントラ(カレックス)の順で続く。アルデグエルとビエッティは3周目には3番手以下に約1秒の差をつけてレースをリードしたが、4周目の1コーナーでビエッティがトップに浮上。ポジションを入れ替えて接戦を展開する。
ところが7周目の13コーナー立ち上がりから最終コーナーへの切り返しで、アウトにいたビエッティとイン側にいたアルデグエルが接触。アルデグエルは転倒し、その場でリタイアとなってしまう。
これでビエッティが単独トップとなるが、その後、2番手のチャントラがその差を縮め、10周目にはビエッティを交わしてトップに浮上する。しかし、12周目にはビエッティがトップを奪い返し、終盤に向けてコンマ5秒ほどのリードを確保。最後はその差を約1秒に広げて、ビエッティが開幕戦カタールに続いて今シーズン2勝目を記録した。
前戦のウイナー、チャントラは2戦連続表彰台となる2位に入賞。中盤から最終ラップまで接戦の3番手争いを展開した小椋 藍(カレックス)とアロン・カネト(カレックス)は、17周目に小椋が先行。最終ラップの5コーナーではカネトが一度は前に出たものの、小椋がクロスラインで抜き返す。カネトはさらに7コーナーで前に出たが、13コーナーの進入でカネトを交わした小椋が、Moto2クラスでは通算2回目、今シーズン初表彰台となる3位に入賞。イデミツ・ホンダ・チームアジアの二人がそろって表彰台に立った。
カネトは僅差の4位。以下、5位にジェイク・ディクソン(カレックス)、6位にトニー・アルボリーノ(カレックス)、7位にペドロ・アコスタ(カレックス)、8位にアルベルト・アレナス(カレックス)、9位にボ・ベンスナイダー(カレックス)、10位にサム・ロウズ(カレックス)が入賞した。
MotoGP第3戦アルゼンチンGP Moto2クラス決勝結果
1 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
2 ソムキャット・チャントラ(カレックス)
3 小椋 藍(カレックス)
4 アロン・カネト(カレックス)
5 ジェイク・ディクソン(カレックス)
6 トニー・アルボリーノ(カレックス)
7 ペドロ・アコスタ(カレックス)
8 アルベルト・アレナス(カレックス)
9 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
10 サム・ロウズ(カレックス)
11 キャメロン・ボビエ(カレックス)
12 マーセル・シュロッター(カレックス)
13 ジョー・ロバーツ(カレックス)
14 マヌエル・ゴンサレス(カレックス)
15 マルコス・ラミレス(MVアグスタ)
16 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
17 シモーネ・コルシ(MVアグスタ)
18 ロマーノ・フェナティ(ボスコスクロ)
19 ケミン・クボ(カレックス)
R ホルヘ・ナバーロ(カレックス)
R ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス)
R ガブリエル・ロドリゴ(カレックス)
R フィリップ・サラッチ(カレックス)
R アレッサンドロ・ザッコーネ(カレックス)
R フェルミン・アルデグエル(ボスコスクロ)
R ゾンタ・ファン・デン・グールベルフ(カレックス)
R アウグスト・フェルナンデス(カレックス)
R ニッコロ・アントネッリ(カレックス)
R ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
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