全日本RR第1戦もてぎ【JSB1000レース1】中須賀克行が開幕戦の14周を制す
2022/04/02
優勝
中須賀 克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)
「レースディレイは、しっかり判断した上でのこと。セーフティーオフィサーがいい判断をしてくれてよかったです。1周減算にはなったけれど、タイヤウオーマーを巻けたし、安全なレース運営ができたんじゃないかと思います」
「とは言っても、タイヤウオーマーを巻ける時間は少なかったので、左コーナーがかなり滑っていました。渡辺一樹選手はサイティングラップをいいペースで走れていて、自分のタイヤが温まるまでは時間がかかるなと思ったので、スタートして1コーナーから前に出ていき、左コーナーだけはゆっくり走っていきました。タイヤが温まってからはフルプッシュしたのですが、思ったよりも後ろが離れなくてきつかったです。でもきついのはみんな同じ。どこまでねばれるのかという勝負でした。明日のレース2は周回数が長いので、作戦を考えていいレースができるようにしたいです」
2位
渡辺 一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)
「レースディレイになり、その後のサイティングラップはたまたま先頭で出られたので、自分のペースでタイヤを温めることができました。理想どおりのスタートができたのですが、1コーナーでイン側にだれかが現われて、『だれ?』と思ったら中須賀選手でした。『あれ? 中須賀さん外側にいたはずなのに』と思いましたが、自分はレースに1年出ていないので、自分自身の現在地を把握することが必要でした。理想は、最後まで中須賀選手の後ろについていたかったけど、中須賀選手のタイヤが温まってからは、自分のタイヤ温存など考える余裕はありませんでした。中須賀選手もいっぱいいっぱいに見えたけど、差が広がってしまったのは明日に向けての改善点です。今日、後ろを走れたからこそ分かったことがあるので、レース2ではそれを使っていきたいです。久々のレースで楽しかった!」
3位
濱原 颯道(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)
「僕はスタート後に左コーナーの接地感があったから、1コーナーまでに抜いていこうと思ったら、中須賀選手にやられてしまいました。自信はあったんですけどね。亀井選手をパスして前に出て、数周は前の2台について行けたので、勉強になると思いながら走りました。ただタイヤを消耗してきたときに、僕のスキルが足りず、周回ごとにタイム差が開いてしまいました。明日に向けてどこまで変更できるか分かりませんが、序盤でもう少しついていけるようにできればいいなと思います」
「シーズンオフが長かったので、レッドシグナルが消えてレースできることがうれしかったです」
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