MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP MotoGP決勝
2021/11/15
MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、MotoGPクラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで決勝レースを行ない、フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)が優勝した。
MotoGPクラスの決勝レースは気温20度、路面温度23度のドライコンディションの下、27周で争われた。
ポールポジションスタートのホルヘ・マルティン(ドゥカティ)が好スタートを切り、1周目をトップで戻って来るが、2周目の1コーナーで3番手スタートのジャック・ミラー(ドゥカティ)がトップに立つ。しかし、マルティンも続く2コーナーで再びトップに立ち、ミラーを交わしたジョアン・ミル(スズキ)がて2番手で続く。
マルティンはその後もトップをキープ。4周目のストレートエンドで2番手に浮上したバニャーヤが続き、6コーナーではアレックス・リンス(スズキ)が3番手に浮上。2台のドゥカティと2台のスズキがトップ争いを展開する。
レース中盤の15周目の最終コーナー進入でバニャーヤがマルティンを交わしてトップに浮上。マルティンと接戦を繰り広げるが、終盤に入ると、バニャーヤがわずかにリードを広げ、そのまま前戦に続いて、今シーズン4勝目を記録した。
2番手争いは19周目に3番手に上がったミラーが、終盤にマルティンとの差を縮め、接戦となったが、マルティンが抑えきって2位でゴール。ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。僅差の3位にミラーが続き、ドゥカティが表彰台を独占。
4位にミルが入賞。5位にファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が続き、ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)が6位に入賞し、インディペンデントライダーランキングトップを獲得。
7位にブラッド・ビンダー(KTM)、8位にエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)、9位にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)の順で続き、ラストレースのバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は序盤からトップ10圏内で周回を重ね、10位に入賞した。
フランコ・モルビデリ(ヤマハ)が11位、アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)が12位、アレックス・マルケス(ホンダ)はが位、ミゲール・オリベイラ(KTM)が14位、イケル・レクオナ(KTM)が15位に入賞。
マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)は16位、ルカ・マリーニ(ドゥカティ)は17位、MotoGPラストレースのダニロ・ペトルッチ(KTM)は18位でゴール。
リンスは3番手走行中の11周目の6コーナーで転倒しリタイア。中上 貴晶(ホンダ)は11番手走行中の5周目の6コーナーで転倒リタイア。ランキング15位でシーズンを終えた。
2日目のFP3で転倒したポル・エスパルガロ(ホンダ)はドクターチェックをパスできず、欠場した。
MotoGP第18戦バレンシアGP MotoGPクラス決勝結果
1 フランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)
2 ホルヘ・マルティン(ドゥカティ)
3 ジャック・ミラー(ドゥカティ)
4 ジョアン・ミル(スズキ)
5 ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)
6 ヨハン・ザルコ(ドゥカティ)
7 ブラッド・ビンダー(KTM)
8 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)
9 アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)
10 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
11 フランコ・モルビデリ(ヤマハ)
12 アンドレア・ドビジオーゾ(ヤマハ)
13 アレックス・マルケス(ホンダ)
14 ミゲール・オリベイラ(KTM)
15 イケル・レクオナ(KTM)
16 マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)
17 ルカ・マリーニ(ドゥカティ)
18 ダニロ・ペトルッチ(KTM)
R アレックス・リンス(スズキ)
R 中上 貴晶(ホンダ)
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