MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP Moto3決勝
2021/11/15
MotoGP第18戦(最終戦)バレンシアGP、Moto3クラスは、スペインのバレンシア、リカルド・トルモサーキットで決勝レースを行ない、チャビエル・アルティガス(ホンダ)が優勝した。
Moto3クラスの決勝レースは気温19度、路面温度19度のドライコンディションの下、23周で争われた。
レースはポールスタートのペドロ・アコスタ(KTM)のリードで始まり、序盤はイサン・グエバラ(ガスガス)とアコスタがトップ争いを展開。7周目にはデニス・オンジュ(KTM)がトップ争いに加わり、8周目にはトップに浮上する。17番グリッドからスタートしたアルティガスは序盤からトップ集団の後方に加わると、中盤には6番手まで浮上すると、13周目にはトップに立った。23番グリッドからスタートしたジャウメ・マシア(KTM)も中盤にはトップ争いに加わり、終盤まで7人のライダーがトップ争いの接戦を繰り広げる。
21周目にデニス・フォッジア(ホンダ)がトップに浮上するが、最終ラップに入った1コーナーでアコスタがトップを奪取。ところが続く2コーナーでフォッジアがアコスタのインに入るがラインを外し、アコスタが接触。アコスタは転倒を喫してしまい、フォッジアもポジションを落としてしまう。
これでアルティガスがトップに立つが、セルジオ・ガルシア(ガスガス)が逆転。しかし、最終コーナーの進入でアルティガスが再びトップに立ち、グランプリ初優勝を達成した。
2位にガルシア、3位にマシアが入賞。4位にフィリップ・サラッチ(KTM)、5位にオンジュ、6位にステファノ・ネパ(KTM)の順で続いた。
7位にイサン・グエバラ(ガスガス)は7位でゴール。8位ににカルロス・タタイ(KTM)、9位にニッコロ・アントネッリ(KTM)が続き、最後列の26番グリッドからスタートした佐々木 歩夢(KTM)は追い上げて10位に入賞。
フォッジアは6位でチェッカーを受けたが、最終ラップのアコスタとの接触でレースタイムにプラス3秒のペナルティを受け、13位となった。
鳥羽 海渡(KTM)は17位でゴール。山中 琉聖(KTM)は1周目の4コーナーで、ロレンソォ・フロン(ホンダ)とダリン・ビンダー(ホンダ)の転倒の影響を受けて転倒を喫したものの、再スタートして19位でゴール。
鈴木 竜生(ホンダ)は10番手走行中の18周目の1コーナーで転倒を喫しリタイアとなった。國井 勇輝(ホンダ)は10周目の14コーナーで転倒、再スタートしたものの、ピットに戻ってリタイア。
チャンピオンシップではアコスタがタイトルを前戦アルガルベGPで獲得。フォッジアがランキング2位、ガルシアがランキング3位となった。
日本勢では佐々木はランキング9位、鈴木がランキング14位、鳥羽がランキング17位、山中がランキング20位、國井がランキング25位となった。
MotoGP第18戦バレンシアGP Moto3クラス決勝結果
1 チャビエル・アルティガス(ホンダ)
2 セルジオ・ガルシア(ガスガス)
3 ジャウメ・マシア(KTM)
4 フィリップ・サラッチ(KTM)
5 デニス・オンジュ(KTM)
6 ステファノ・ネパ(KTM)
7 イサン・グエバラ(ガスガス)
8 カルロス・タタイ(KTM)
9 ニッコロ・アントネッリ(KTM)
10 佐々木 歩夢(KTM)
11 ジョン・マクフィー(ホンダ)
12 ロマーノ・フェナティ(ハスクバーナ)
13 デニス・フォッジア(ホンダ)
14 アドリアン・フェルナンデス(ハスクバーナ)
15 ジェレミー・アルコバ(ホンダ)
16 リカルド・ロッシ(KTM)
17 鳥羽 海渡(KTM)
18 アンドレア・ミーニョ(ホンダ)
19 山中 琉聖(KTM)
R ペドロ・アコスタ(KTM)
R アルベルト・スーラ(ホンダ)
R 鈴木 竜生(ホンダ)
R 國井 勇輝(ホンダ)
R ジョエル・ケルソ(KTM)
R ホセ・アントニオ・ルエダ(ホンダ)
R ロレンソォ・フロン(ホンダ)
R ダリン・ビンダー(ホンダ)
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